孤独な弧度法

ブログのタイトルは完全に語感だけで決めました。そこそこ良いブログ名だと自分では思っています。

ピーチの5000円の旅ガチャ引いて、一人旅の『配属先』を決めるぞ!

こんばんは。

 

2020年卒の社会人2年目で、新卒配属ガチャ敗者です(過去記事参照)。

 

2arctan-1.hatenablog.com

 

普段はソシャゲなどを一切やらず、立派な成人男性なのでおもちゃなどが出てくる1回100円とかのリアルなガチャなども全然回すこともありません。

そのため、人生で一度しか使えない新卒切符を使って引いた配属ガチャでの敗北を、第二新卒で転職して状況を改善させた今でも心の中で引きずっているのが現状です。

 

 

「くそ、高々1回引いたガチャの運が悪かったくらいでなんで敗北感を味わい続けなきゃならないんだ……。ガチャをもう1回引けたなら、俺だって________」

 

 

日常生活を過ごす中で、私はずっと言葉にはしないものの、上記のようなやりきれない悔しい思いを抱えていたのです……。

そんな時に、航空会社のピーチから出ているキャンペーンと巡り会ったわけです。

 

www.flypeach.com

 

旅くじ。

1回5000円で日本全国ランダムな目的地への飛行機を予約することができるという完全に運任せのガチャです。

 

運任せ________?

 

つまり、ここで『良い』旅先を引き当てることができたのならば、配属ガチャの大ポカを挽回できるのでは!?

 

そう思った私はいてもたっても居られず来ていました。

 

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ガチャを回しに、わざわざ心斎橋まで……。

 

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旅くじのガチャが置いてある心斎橋スキーマは、クリスタ長堀の真ん中らへんのエスカレータを登ったすぐ近くにある心斎橋PARCO4階の隅の方にひっそりとあります。

オシャレな雰囲気のオープンスペースっぽくて成人男性1人ではちょっと入りづらかったですが、撮影後しれっとガチャを回して足早に去りました。

旅くじに関しては、paypayでの支払いしか受け付けていませんのでその点は注意が必要です。

 

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しっかりPayPayに前もって5000円をチャージして臨みましょう。

 

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↑旅くじから出てきたカプセル。5000円支払ってガチャを引いた高揚感からか、何故かフォークボールの握り方です。

 

 

そして、出てきたカプセルを未開封のまま家に持ち帰り、満を持して開封します。

そこに書いてあったのは____________________________

 

 

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ISG……。

 

 

石垣……?

 

石垣島……?

 

 

というわけで、沖縄の石垣島に、成人男性が一人で、格安ジェットに揺られながら行くことが確定しました。ただの僻地配属じゃん。

ポイントの使用期限が2022/03/31であることを考えると、せいぜい5月くらいまでの期限で飛行機を予約して石垣島でいい感じの旅行プランを練ることになるのでしょうか。

ってか、石垣島のシーズンっていつなんだ……?インドアで自然に囲まれたリゾート地に行きたいと思ったことが全然ないから全く相場が分からない……。

 

ともあれ、日程などを調整してまた後日石垣島の旅レポをすることになると思います。

この旅で収穫があったのならば私のガチャは大当たり、お金を無駄にしたなと感じたらガチャは大敗北とします。真剣勝負です、絶対に楽しんで配属ガチャの無念を晴らします。

 

それではとりあえず、紙に書かれてたシリアルコードを使ってpeachポイントを交換しておきましょうかね……。

 

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ん、6000ポイント……?1円=1ポイントとして、6000ポイントで石垣島往復できるのか?

 

えっと、関西空港から石垣島の飛行機の値段は、

 

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は?6890円~/片道!?

往復で15000円以上かかっとるやん!ほいでガチャ引くのに5000円かかってるから実質1000円しか安くなってないやん!!

 

……というわけで、peachの旅くじは別に往復5000円で適当な場所に行けるお得なキャンペーンではないので皆さん注意しましょうね。peachではちょこちょこ期間限定で安く買えるキャンペーンなどもあるみたいなのでそちらと併せて狙っていきましょう。

 

 

というわけで、早速不安が残りますが石垣島実地に飛んだ旅の続編にご期待ください!

 

大丈夫かなこれ……?

シックな黒い城の街(長野県松本市来訪録 後編)

 

※すっかり遅くなって申し訳ありません。

 

前編はこちら。

 

2arctan-1.hatenablog.com

 

東工大コピペで有名な松本深志高校信州大学を巡り終えたので、今回からは真面目な観光に移ります。

松本市は思っていた5倍くらい見る所が沢山あって、『文化資本』が潤沢にある街だと感じました。

松本城1本のみではなく、博物館や美術館などがめちゃくちゃ沢山ありました。とても一日で回れる量じゃなかったのでいずれまた見れなかったところを見たいところです……中々足を運ぶ機会はありませんが。

 

 

 目次:

 

 

 

旧開智学校

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というわけで、まずはコチラの旧開智学校です。

こちらは昔の学校資料を飾っている資料館であり、様々な教材や記録などが飾られていて大変興味深かったです。似た展示がある博物館だと京都学校博物館などがあるでしょうか(実際に同じ開智学校を前身としているみたいです)。

 

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東南西北のオブジェ

 


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珠算の授業で使われていたと思われるデカいそろばん


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凝った木彫りの扉やステンドグラスなど、校内のデザインなどから当時の最先端が取り入れられていたことが伺えます。

展示物にあった解説によれば、設計者である立石清重氏が洋風建築を独学で学び取り入れて作り上げた『擬洋風建築』らしいです。調和と対称性を重視する洋風建築と比較すると、開智学校は窓の数が左右で違っていたりと非対称なところがあるとのことです(もう一度外観の写真を見直してみよう!)。

 


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ジャケ買い不可避なカッコよすぎる表紙の音楽の教科書

 

旧開智学校の新校舎に相当する松本市立開智小学校もすぐそばにあります。今でも松本市内の小学生が通う学校のようです(こちらの校舎もすごくモダンな印象です)。

 

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校門からは新旧開智学校が一望できます。

 

 

【鈴木鎮一記念館】

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ふらふら旧開智学校の近くを歩いていたら見つけました。全然知らない人だったけどなんか気になったので入ってみました。

すると、どうやら『スズキメソード』というバイオリンを通じた音楽教育を確立させた世界的に有名な音楽教育者だそうです。あの葉加瀬太郎などもスズキメソード出身なのだとか。

日本はもちろんのこと世界的に高く評価されてる人物のようで、海外の様々な大学から授与された名誉博士号やアインシュタインからの手紙などが飾ってあり凄いと思いました。あと、係員のおばちゃんの熱量が凄くてスズキメソードに関して色々解説をしてくれてありがたかったです。ずっと解説してくださって内部の写真を撮る暇がありませんでした(撮影可能かは不明)。

無料で入れますし、音楽をやっている人は特に一度足を運ぶ価値があるでしょう。

 

 

と、フラフラ回ったところで正午を回っていたのでここでお昼ご飯を食べることにしました。

 

 

【松本からあげセンター】

というわけで松本駅内に『デカい唐揚げが食える店』があるとの情報を元に、訪れましたのは松本からあげセンター。

 

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駅に併設されたショッピングモール内のレストランフロアにあり、カジュアルでおひとりでも入りやすそうないい雰囲気のお店です。

そこで、お店の名物という『山賊焼定食』を頼むことにしました。

 

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デカすぎンだろ…………ッ!

 

どう見ても揚げ物なので山賊『焼』ではないだろ……っていうツッコミは置いておくとして大ボリュームの山賊焼が1000円弱という驚きのコスパで頼めました。最高です。

テーブルの上には塩、ケチャップ、マヨネーズ、マスタードなど様々な味変調味料があって最後まで美味しく楽しく食べることができるところが良かったです。個人的には七味+マヨネーズがオススメです。

大ボリュームの山賊焼定食で大満足したところで、午後の観光に向かうことにしました。

 

 

 

松本市時計博物館】

今回行った松本市のスポットの中で個人的に1番楽しかったところです!

 

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↑時計博物館というだけのことはあり、博物館そのものに巨大な時計がくっついています。

 

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時計博物館はその名の通り、中には世界各地から集められた様々な年代、種類の時計が展示されている一点特化型の博物館です。セイコーエプソンなど様々な精密工業を軸にした企業が栄えている長野県ならではの展示という気がします。

様々な機構や工夫を凝らした時計が所狭しと展示されており、さらにそのほとんどは実際に動いています。

そのため、00分などの区切りのいい時間になると館内のあちこちから時計の音が鳴り響きます。なかなかびっくりする光景なのでぜひご覧になるべきだと思います。

 

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↑お洒落なデザインの和時計です。太陽暦と違う和暦に合わせて設計されているので、季節に応じて時間を少しずつ調整して変えられるような機構になっているそうです。


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紳士が使ってそうな懐中時計がズラリ。


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↑ローリングボールクロック。溝の中を小さい球が転がり、端に行くと傾いてまた逆側まで球が転がります。動いてる様を見ているだけで面白いです。


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↑館内には時計以外に蓄音機とレコードの展示もありました。レトロな雰囲気に浸れます。


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↑ふと天井を見上げると、なんとシャンデリアも時計になっていました!


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↑世界各地から本当に様々なデザインの時計が集まっています。


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特別展では、時計の中身や動き方などが開設されていて勉強になりました。実際に動いている歯車の噛み合わせを見るとワクワクしますね。

 

f:id:kaku90degree:20200906222103j:image↑館内で見かけたポスターにハッとさせられました。


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特別展ではクイズをやっていて、正解することで缶バッジをゲットしました!

問題は振り子時計の周期を変えるにはどうすればいいか?というものです。高校物理クラスですが、皆さんはおわかりになるでしょうか?

 

 

松本城

時計博物館の展示を楽しんでいたら結構いい時間になってきたので、元々の目的であった超有名なお城の松本城に向かうことにしました。

入館料は松本市立博物館セットで700円でした。

長期連休ということもあってなかなかの混み具合で、何と60分待ちの行列ができてました!フライングダイナソーかな?

 

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持ってきていた文庫本などを読んで時間を潰しつつきっかり1時間ほど経ってようやく松本城内部に入ることが出来ました。

 

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とにかく人が多くてゆっくり観光できなかった+非常に階段が急でなかなかハードな環境でした。狭い階段内で大量の人が行き来してるので、内部自体がそこまで広かったわけではないのですが見学にも時間がかかりました。

連休とはいえ、ここまで人が沢山いるとは思わなかったというのが正直なところです。さすが国宝・松本城……。

大きいお城の中っていうのはそれだけでテンションが上がるし、1度はやっておいてよかった体験だと感じました。

 

 

松本市博物館】

松本城を出た時にはもう既に17時前でしたので、入れるかどうか危うかったのですがなんとか17:30閉館ということでお邪魔することができました。

郷土博物館にありがちな感じで、現地から出土された発掘品やその地元に特有の文化などが展示されています。

 


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↑館内を歩いていると立派な宝船が目につきます。


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松本市に伝わるわら馬


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↑松本地方に伝わる七夕人形。これが縁側に吊るされているのを想像すると少し怖いですね。


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↑松本に道祖神がめちゃくちゃあるの、『民俗』感があっていいですね。


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↑オンマラサマ(直球)

 

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松本城はお城も黒いし、高名な武士の鎧も黒いのでめちゃくちゃカッコイイです。

 

 

残念ながらじっくり見る事は出来なかったのですが、松本市という土地の特徴が良く感じられる素晴らしい空間でした。

 

 

 

【終わりに】

というわけで一日限りの弾丸旅行ながら、松本駅周辺の観光名所等を回ってきました。一日で回るにはあまりに松本市には色々なものがありすぎて、改めて非常に文化資本の高い都市だと感じました。正直ほぼ下調べせずに何となく来たのですが、予想を遥かに上回る満足度でした。

まだ見切れていない場所が沢山あるので、是非また訪れたいところです。

 

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夏のある日の思い出の1ページ。

日中一杯松本を観光をした余韻に浸りつつ、特急あずさに乗り込むのでした……。

 

 

 

【おまけ】

松本市入りした日の晩にとき宣のライブ中止を告げられた私は、特急あずさに乗って気がついたら立川駅で途中下車していました(詳細は前編を参照してください)。

 

 

 

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2時間ほど滞在して酒を飲んで、ライブが中止になったという現実にようやく納得して帰宅しました。

 

書き上げてから改めて前編を見返したら口調が『~だ、~である』調であることに気付きました。そこら辺の違和感については堪忍してください。

 

 

終幕

東工大コピペゆかりの地へ! (長野県松本市来訪録 前編)

8月某日。

 

Go Toキャンペーンに乗っかってひっそりと一人旅を敢行することにした。

 

といっても私が現在住んでいるのは関東の外れの田舎。すんなりと出られる場所は意外と少ない。私自身が住んでいるところが田舎ということもあり、選択肢は必然的に限られてくる。

 

そんなに私の住む場所から遠くなくて交通機関に乗る時間を極力減らせて、なおかつこういう機会ではないと絶対行かないような場所。

……それらの条件を追求した結果、

 

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長野県の松本駅に来た。

 

そもそも北信越の方に今までの人生でほとんど行ったことがないし、特急あずさで行けるアクセスの良さと、普段来る用事のなさからここを選んだ。

実際の旅行日程としては、観光をする前日にホテルに前乗りをした。会社の寮のエアコンが終わっていてクソ暑くて耐えられなかったから、涼しい部屋で泊まるためである。社会人になって金があるからこそできるムーヴである。社会人最高!

 

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せっかく前乗りで泊まったのだから長野県の有名な食べ物でも食べようと思っていたのだが、とある事情で気が滅入って食欲がなくなりウィダーインゼリー1本を胃に流し込んでヤケ酒をした。

とある事情については以下のブログを参照して欲しい。(要はアイドルのライブの中止なのだが)

 

 

2arctan-1.hatenablog.com

 

そんなこんなで翌日。

朝9時半頃に信じられないレベルの二日酔いと共に起床する。観光をするのには最低のコンディションだし、熱中症のリスクが高い。飲むヨーグルトだとかサラダチキンだとか、何となく二日酔いに効きそうな雰囲気のものを朝食として腹に流し込んだ。

幸いなことに、この日は少し曇りがちであまり日は照って温度が高くない日だった。そのため、二日酔い気味でもそこまで体調を大きく崩すことなく快適に歩くことができた。

 

せっかく松本市まで来たのだから、有名な松本城とかは絶対に見たいし、調べたら色々博物館などがあって非常に見応えがありそうだ。

それでは早速巡っていこう。

 

 

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松本深志高校

 

あの、『東工大コピペ』で出てくる松本深志高校だ!!

東工大コピペとは、東京工業大学知名度の低さを皮肉った2ちゃんねるの古典的なコピペである。その話の舞台が長野県であり、なおかつちょうど今のようなお盆時である。

 

お盆に、親父長野の親戚のにいった。
伯父高卒議)も来ていた。

伯父○○君も大学生か!小さい頃よくだっこしてやったんだぞ!がっはっはー」
 「覚えていますよ」 伯父「どこの大学に行っているんだ?」
 「東工大、あっ、東京工業大学です」
伯父「そうか、工業大か!高校時代遊びすぎたんだろ!でも浪人しなくてよかったな!」
お前と同じ年の息子××覚えているだろ!深志から信大工学部だぞ!(勝利者宣言)」
親父言・・・(瞳が潤んでいた)」
伯父「おい、信大生こっちこい(息子××を呼ぶ)」
○○大学生だ。○○と昔よく遊んだだろ!」
向こうでも大学の話をしていたらしい××が鼻高々でやってきた。

××「(れしく)○○、久しぶりー、元気!」
「あっ、叔父さん、こんにちは、、今年から大学生になりました。」
親父「そうか、大きくなったな」
××「信大に行っているんですよー(勝利者宣言)○○君はどこに行ったの?」
 「東工大w」

ニヤついている伯父に、一にして××の顔色が変わった。
伯父○○に勉強教えてやれよw」
××「(しばし、絶句)・・・みっともないからやめてくれよ親父
伯父「?」
動揺しまくりの××伯父を速攻連れだした。
以後、伯父親子は、俺達のいるテーブルに加わらなかった。

久しぶりに無口親父晴れ晴れとした顔をみた。
帰り際、充血したをした伯父があった。

 

 

この親戚の××が通っていた松本深志高校は長野県随一の進学校で偏差値69!

毎年東大や医学部などに合格者を多数輩出するすごい高校なのだ!

 

ちなみに松本深志高校松本駅からは歩いてだいたい20分くらいのところにある。私の泊まっていたホテルからは割と近かったため、朝ホテルを後にするとまずまっさきにここに来た。

かなり立派な門構えで、植え込みなどによって敷地と道路を区切ったりしている。

 

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そのため植え込みに隙間なんてレベルじゃないほど大きな空間ができてセキュリティガバガバなところが愛おしい。

一通り松本深志高校の周りを回ると、そのまま近くにある別の有名スポットへと向かった。

 

 

 

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信州大学だ!

 

松本深志高校から信州大工学部!勝利者宣言!

(とは言っても、どうやら信大工学部は松本キャンパスではなく長野市のキャンパスのようだった、残念……)

駅から30分くらいのところに、コンパクトに医学部、理学部、人文学部、ほうk……もとい経法学部などの建物が集まっている。

サイズ感としてはあまり広いキャンパスではないが、松本市内からほど近いため遊ぶところにはそこまで不自由なさそうといった印象だ。

 

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引用:信州大学公式HPより

https://www.shinshu-u.ac.jp/access/

 

 

どうやら信州大学は学部ごとに長野県各地にキャンパスが分散しているらしい。

それゆえ一つ一つのキャンパスがそこまで広くはないのだろう。信州大学には全国で唯一と言える珍しい学部である『繊維学部』があるため、いずれはそこの見学に行くために長野県の上田市も訪れたいところである。

 

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↑我々の持つフローチャートの概念を覆す勧誘広告。

 

 

今回宿泊したホテルからほど近いところに松本深志高校信州大学という東工大コピペで一躍全国的に有名になった(なってはいない)学校があり、見ることができたのは非常に喜ばしいことである。

 

 

とりあえず個人的に訪れたかったところは行ったので、次回は本格的な松本市の名所の観光に移りたいと思う。

 

といっても、松本市は駅近くだけでも見るべき観光地が密集していてとてもじゃないが日帰りレベルでは全てを網羅することは不可能である。

 

そのため、駅近くのほんの数箇所を回ったに留まっていることをご留意頂けたらと思う。

 

 

それでは、後編に続く!

西成ホルモー

四連休、関西に帰っていた。

就職してからは初の帰省である。

 

その過程で、かの有名な大阪の西成に住む友人がいて、そこを訪ねがてら西成の方をぶらぶらした。

駅でいえば地下鉄の恵美須町〜動物園前駅や、南海の萩ノ茶屋駅付近に相当する区間を散策した。

 

通天閣の根元にどこかレトロな飲み屋などがごちゃごちゃ立ち並ぶ新世界や、動物園前の商店街を抜けた奥にある飛田新地など、昭和の臭いを色濃く残した(というか物理的にも街全体がちょっと臭う)界隈である。

 

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↑新世界のビリケンさんもマスクを装着していた。職業柄不特定多数の人と接触するから仕方ないだろう。

 

上記に挙げたような場所は有名な観光スポットとなっており、常時であれば比較的観光客などで賑わっているし、私自身も行ったことはある。

 

一方で、我々が何となくイメージしている日雇労働者などが集まり、1泊1000円以下の宿泊施設(通称ドヤ)が集まるような『西成』には足を運んだことがない。

というか、具体的にどこにあるか分からないし、その存在を意識したこともなかったと言える。

 

今回はそんなTHE西成とも呼ぶべき萩ノ茶屋周辺を中心に、西成区をウロウロしたのでそれをブログに記す。

 

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待ち合わせは動物園前の大きなドンキホーテ前で。

このドンキホーテは私が大学生の時、ちょうどオープン時に来訪したことがあり個人的に思い入れ深い場所だったりする。

ここから歩いて、西成のディープスポットへと向かっていく。

 

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↑ここが恵美須西と萩ノ茶屋の境目となる高架である。くぐり抜ける前後の空気感の違いに、ドラクエの『橋を渡って急に敵が強くなる』感覚を思い出した。

 

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↑『覚せい剤』という言葉がここまで身近に感じられる街もなかなかないであろう。さすがに昼間から覚せい剤の売人に会うことなどなかったが。

 

 

西成クルーズを行うにあたり、まず最初に日雇い労働者などが集まる名所だという三角公園へと向かうことにした。

道中、萩ノ茶屋付近のドヤ街を彷徨いていて思ったこととしてはめちゃくちゃ人が多い。

 

人が多いといっても、大阪の梅田や難波のような賑やかさとはまた毛並みが違う。様々な出身や国籍の観光客で賑わう梅田や難波界隈と違い、明らかにこの地に根付いたであろう地元住民だけで賑わっているのである。そしてそのほとんどが中高年男性

身なりは様々だが概してカジュアルな服装をしていて、ほぼ上裸みたいな格好で地べたに寝そべって寝ている人もいる。街からは独特の臭いが漂い、全体的に不衛生な印象を受けるかと思えば、そんな街に似つかわしくないような高級車が停まっていたりする。ちぐはぐしていて、一見しただけでは理解することが難しい街だと感じた。

 そして全体的に住民の気性が荒いのか、怒号なのか声を荒らげただけなのか判断がつきにくいレベルのでかい声が時折響いてくる。だが、別に取っ組み合いの喧嘩などは全く見なかったためこういうコミュニケーションなのかもしれない。

 

 

 

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↑西成の平和の塔(正式名称不明)。

 

 

空き缶が積み上がった西成の平和の塔などを通り過ぎつつ、三角公園にたどり着いてワンカップ大関で乾杯した。人肌の温度のお酒が身体に優しく染み込む。

のどかに晴れていた1日だったので、少し飲んだだけで程よく酔っ払ってしまった。

 

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ワンカップ大関は110円也。庶民の強い味方である。

 

三角公園ではベンチなど至る所で西成の民たちが集まってワイワイ喋っていた。

公園の賑やかな景色もどうせなら写真に収めたかったのだが、結構怖そうな人が多くてうかつに刺激するのはよくないと感じて断念した。

三角公園にはフリーライブができそうなステージがあったり(ラッパーが毎年ライブしたりしてるらしい)、16:00〜22:00の間だけ放送される公共のテレビが置いてあったりと様々なものがあった。

入口付近にはやたらと分別されたゴミ箱が置いてあったが、そこにはまだ全然着れそうな服とかが置いていてびっくりした。

 

 

 

しばらく三角公園でゆっくりしたのちに空腹を満たすべく、我々は近くにあるやたらオシャレなカレー屋さん『薬味堂』へとお邪魔した。

 

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このお店のカレーはホルモンカレー(600yen)か野菜カレー(600yen)、あるいは2つをあいがけしたカレー(700yen)の3種類でクオリティの割に非常に安い。かなりスパイシーで辛かったが、とろけるようなルーとご飯のハーモニーは絶品であった。辛いものが苦手な方はある程度甘口にもできるみたいなので是非。

カレーを食しつつ、西成が地元だという店主から様々なエピソードを聞かせていただいた。元犯罪者と死んだ人のエピソードが沢山出てきたあたり、この街では死や犯罪が身近にある街なのだと感じた。

店にはいい感じの音楽が流れ、意識が高そうな本が本棚に並んでいる。知る人ぞ知る……というレベルではなくこの辺りではかなり有名なカレー屋さんのようだ。

 

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カレーを食べると続けざまに食後のデザートとして、萩ノ茶屋駅前すぐのレトロな甘味処であんみつを頂いた。

ひんやりしていて、お餅が沢山入っていてあんこの味が濃くてかなり美味であった。値段は380yen。まあ妥当であろう。内装はかなりレトロでお婆ちゃんが一人で切り盛りしていた。

 

 

 

 

ワンカップ大関、カレーにあんみつとしこたま腹をふくらませた後は腹ごなしに天王寺動物園へと赴いた。

 

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天王寺動物園は小学校時代に遠足で行ったきりで、久々の来園であった。

入園口前のトイレで用を足そうとすると、普通に茶髪のカツラに緑のスカートを履いて女装したおっさんが男子トイレにいたりしてこの街特有のディープさを感じずにはいられなかった。

 

ともあれ中に入り展示を回ると、余りにもの広さに圧倒される。

こんな広かったのか、天王寺動物園……!?

 

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↑あなたはツチノコっていると思う…?♡

 

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↑大量のフラミンゴ

 

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↑完全にオフのニホンオオカミ

 

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ホッキョクグマが暑さで死にそうな顔をしている

 

 

割と急ぎ足ながら諸々回っていると普通に2時間くらいかかった。恐ろしや天王寺動物園。あまりにも蒸し暑すぎて、途中でめちゃくちゃ制汗シートを使って皮膚が馬鹿みたいにヒリヒリになってしまった。

世間ではコロナが流行っていて少ない方とはいえ、やはり連休だったのでそれなりに動物園内に人は沢山いた。同時に、園内には動物が居なくて閉まってる展示も多く動物園の苦闘を感じさせられた。

 

 

 

天王寺動物園を回ると夕方になってきたので、動物園前近くのホルモン屋さんで1杯やることにした。

 

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↑炎天下を散々歩き回ったあとのホルモンと生中……言葉にならない『最高』がそこにある。

 

暑い夏の夕暮れ時に、ホルモン、ハラミ、ニンニクや豚キムチなどをつまみながら飲む生ビールのうまさたるや。クタクタになっていた身体がどんどん回復していくのを感じた。

 

連休最高!西成最高!

 

程よく大阪のアウトロー地帯を回った疲れが回ってきたところでお開きになった。

 

 

大阪の日本橋〜難波界隈は中学生くらいの頃から何度となく彷徨いてきたが、その近くにある西成のディープスポットについては今回がほぼ初体験と言っても過言ではない。

 

また次に関西に帰ってきた時にもう少し様々な場所が掘り下げられればと思う。

なにせこの場所は『深すぎる』ので…………。

 

静岡来訪記その3(富士宮〜静岡市美術館)

富士宮で一晩を過ごさせて頂くと、2週間にわたる長期研究の疲れからか昼過ぎまでぐっすりと眠ってしまいました。

外に出てみると気持ちのいい快晴で真っ青の空が眩しいです。
さすが富士の名前を冠している富士宮市、ふと遠方を見やると見事な富士山がクッキリと街中から見えました。









富士山をしっかり見たのは、大学3年生の時に山梨にインターンに行った時以来です。
あの時行った企業の近くには富士宮から電車に乗っていけば1本で行けるそうで、あの時と逆側から富士山を見たことになります。


富士山の壮大さに感動を覚えつつも、お腹がすいてきたので超有名B級グルメである富士宮焼きそばをいただきにやって来ました。






やってきたのはこちらのお店です。
駅から割と遠い上にそんなに大きなお店でもないのですが、割と並んでいて30分程待ってようやく入れました。知る人ぞ知る名店っていう感じですかね。




内部には鉄板が置かれていてその場で作ってくれるスタイルです。そして店の中央にはグツグツ煮立ったいい匂いのおでん……。





たまらずお先にいただくことにしました。1本70円という非常にリーズナブルなお値段でしっかり出汁が染み込んでいて最高でした。
寒い冬はやっぱりおでんですよね。





そんなこんなでのんびりとしていたら、ついに富士宮焼きそばがやってきました。美味しそうに撮影出来ずちょっとブレてるのがもどかしい……。

目玉焼きと肉カスのマッチングが絶妙で今まで食った焼きそばはなんだったんだ……?っていう美味しさでした。元々僕は焼きそばがあまり好きではない(ソースより醤油の方が好きだし)し、焼きそば食うなら醤油味の焼きうどんや塩焼きそば食うわっていうタイプなのですがこんなにうまい焼きそばなら話は別です。
料金も1番良い五目焼きそばを大盛りにしても600円そこいらで、お好み焼きチェーンのソース焼きそばと比べてかなり安価なところも素晴らしいなと思いました。


素晴らしきB級グルメに舌鼓を打ったあと、友人と別れ富士宮市を後にして帰路に着きます。富士宮から新幹線のある静岡駅までは電車で30分ほどでした。
切符を買って、新幹線が来るまでの間に駅周辺をぶらつこうと外に出ると徳川家康公がお出迎えてくれました。








その背後のビル(葵タワーというらしいです)の根元に『美術館』の文字が。
調べてみるとなんと19時まで営業しているということで、すでに17:30でしたが入ってみることにしました。





タワーを潜ると、真っ先に怪しい木彫りがお出迎えしてくれました。
タワー内では高校のCG絵画展の優秀作品が1階で飾られていたりして活気を感じました(写真は撮ってませんが)。









タワーの3階に静岡市美術館はあり、『起点としての80年代』という企画展がやっていました。

今現在の視点から80年代当時の現代美術を改めて見つめ直すという趣旨らしく、美術に関してはまだまだ疎い私でも比較的わかりやすくそして楽しく巡ることができました。
展示は撮影禁止なので撮影していませんが、単なる絵画にとどまらない様々な作品が文字通り所狭しと並んでそれぞれの空間を作り上げていました。静寂の中で、白面の壁に囲まれた様々な作品を回ると異世界にのめり込んだ錯覚を覚えます。


あっという間に1時間が過ぎてよい時間潰しができたなと、ホクホク顔で静岡市美術館を後にしようやく新幹線に乗り込みます。




帰りは新大阪行きのこだまでゆっくりと帰ることに。

いつもは新大阪から東京に行く時には京都、名古屋、新横浜、品川しか止まらない新幹線に乗っていたので、静岡や岐阜などの各駅に停車する新幹線は早いんだけれどどこかのんびりと感じて新鮮でした。
ほかの駅にもまた下車して巡ってみたいですね。






……………………。

以上で、静岡を来訪した時の旅日記をここに終わることにします。

2日間しかありませんでしたが、非常に良い旅になったと思います。
また機会があればこういうブログも書くかもしれません。

静岡来訪記その2(三島 せせらぎ散歩〜三嶋大社)

楽寿園の出口を抜けると、そのまま源兵衛川という川の小道に続いています。






川沿いではなく、川の中に足場で作られた道があるところが素敵です。クラッシュバンディクーの川のステージやスーパーマリオRPGのワイン川下りを何となく連想するような風景ですね。
童心に帰りながらさらさらと流れる水の流れとともに歩みを進めます。






先に進むと足場が飛び石のようになってきます。友人の話いわく、夏には川で小学生たちが裸足で川の中で遊ぶとのことで、それだけ綺麗で地元から親しまれている河川なのでしょう。

しばらく歩くと、石畳の舗装された道に上がれます。
川の小道の果てにあるものは…………?






……ヘル…………ス……?
いや、そんなバカな。

もう少し近づいてみましょう。








………………………………。


もう、疑いようもなく完全に店舗型ヘルスでした。
源兵衛川の果てには地元民に愛される三島市唯一の店舗型風俗店があったようです。後で調べたらヘルスじゃなくてソープでした。なんやそら。




川の果てを横切るようにして今度は石畳の道をまっすぐ進んでいくと、三島市で1番大きな神社である三嶋大社が見えてきました。





立派な石の鳥居です。








鳥居をくぐると大きな池の中に赤い社(厳島神社と呼ぶらしいです)があり、その奥にさらに進むと三嶋大社の本体が見えてきました。

境内では大陶器市というマーケットが開催されていて、様々な陶器や金物で溢れていましたが残念ながら(?)撮影は禁止でした。




三嶋大社内で参拝を済ませると、辺りは既にやうやう暗くなり始め三島駅近くのふらいぱんカフェというところで晩御飯を頂きました。







フライパンに盛られた焼き鳥やパリパリのサラダ……静岡感は皆無ですが、美味でした。


晩御飯を食べ終えるとお酒が入ってご機嫌の状態でカラオケで1時間半ほど熱唱し、三島市から1時間ほどかけてより富士山の近くへと移動しました。


静岡来訪の初日は以上の通りです。
めちゃくちゃ色々な観光地を回ったというわけではないですが、街の石畳を踏み締めて実際に見て回った三島市の情景が目だけでなく肌や耳に残っています。実際に旅をするということはこういう風に足で回ることだと私は考えています。

2日目は、富士宮市〜静岡駅周辺を少し散策したのでまた書きたいと思います。

静岡来訪記その1(三島 楽寿園)

皆さんこんにちは。


どうにもこのブログを開設してからというもの、あまりにも根暗な記事しか書いていないのでたまには旅の記録を書きたいと思います。

先週の金曜日まで研究の関係でしばらく関東に滞在していたのですが、全く成果が得られず精神的に限界だったので関西に帰る道すがら、どこかによって観光を楽しむことを決意したのです。


2019/2/23の土曜日。ホテルのチェックアウトを済ませ関東から帰路に着きます。新横浜まで電車で移動し、新幹線に乗り込みます。
そして、新幹線を途中下車し降り立った駅は……





静岡の三島駅でした。

魚介類で有名な沼津からほど近く、非常にのびのびとした広い駅でした。
駅の近くには日本大学国際関係学部を初めとして高校などが密集していました。








世界で1番日本大学のキャンパス周りを撮影する男こと私。どうやらちょうど入試日だったみたいで中は入れませんでした……残念。




ここで、静岡に在住の友人であり元フォロワー(ややこしい)と合流し、まずは腹ごしらえをします。




静岡では有名なチェーン店らしい『魚がし鮨』で、熱燗と沼津丼(大きめのお刺身の乗った海鮮丼)を頂きました。程よく熱燗で身体も暖まって万全のコンディションです!



さて、ここから友人の案内の元、三島の観光スポットを巡ることにしました!






まず初めに訪れたのは、楽寿園という名前の自然公園です!
動物と触れ合ったり日本庭園が見れるともっぱらの噂の激アツスポットです!



さらに、偶然訪れたのが2/23という『富士山の日』ということで通常300円かかる入園料が無料でした!その事もあってか、非常に多くの家族連れのお客さんで賑わっていました。





園内は様々な屋台(古いバスを改装した石窯焼きピザの店なんてのもありました!)が並んでいて賑わっており、一方でうらぶれた遊園地の隅にありがちな、どことなくレトロで寂れたゲームコーナーもしっかりあったりします。かなり客が入っていたのですが、ゲームコーナーで遊んでる人はマジで0人でした。











写真では一部の動物しか写していませんが、カルガモさんやヤギさんやモルモットさんやカピバラさんやアルパカさんや与那国馬さんなど、メジャーなものから珍しいものまで様々な動物を見たり触れ合ったりできます。ちびっ子たちを中心に一番にぎわっているスポットでした。
動物も繊細な心を持ってるので冷やかすのはやめて、静かなシャッター音で撮影しましょうね。(ヤギさんの角を撫でようとするとブチ切れて柵の扉をめっちゃ頭突きしてきて死ぬほど怖かった)









動物コーナーから園内をさらに奥へと進むと本物の蒸気機関車が置いてあって、なんと中に入ったりできます!これには家族連れのちびっ子だけでなく、24歳職歴なし大学院生の私も大興奮でした!







SLのすぐそばには三島市の郷土資料館があり、無料で入れて三島市の出土品や昔の暮らしなどを体験出来る展示がありました。どうやら三島市は宿場町で様々な職人さんが住む場所だったようです。




資料館では特設展と称して、刀剣乱舞という歴史系のソーシャルゲームとコラボした模造刀の展示が行われてました。しかしながら刀が2振り飾られているだけの、もの寂しい展示でした……。





楽寿園は自然公園ということで、園内の最奥地には地形を活かした日本庭園や或火山地帯近傍に特有の地形などがあったりします。









庭園は写真の通り枯れた岩場で水の気配すら感じられませんでしたが、なんでも7年に1度湧き水でいっぱいになってそれはそれは美しい景観になるそうです。

その他にも富士山噴火の痕跡(溶岩跡)がクッキリ残っていたりと、地理学的にも興味深い場所でしたね。





以上、楽寿園を中心に静岡県の三島についての旅日記を書いてきましたが、実はまだまだ続きます。長くなりそうなので続きは次に回したいと思います。