孤独な弧度法

ブログのタイトルは完全に語感だけで決めました。そこそこ良いブログ名だと自分では思っています。

東工大コピペゆかりの地へ! (長野県松本市来訪録 前編)

8月某日。

 

Go Toキャンペーンに乗っかってひっそりと一人旅を敢行することにした。

 

といっても私が現在住んでいるのは関東の外れの田舎。すんなりと出られる場所は意外と少ない。私自身が住んでいるところが田舎ということもあり、選択肢は必然的に限られてくる。

 

そんなに私の住む場所から遠くなくて交通機関に乗る時間を極力減らせて、なおかつこういう機会ではないと絶対行かないような場所。

……それらの条件を追求した結果、

 

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長野県の松本駅に来た。

 

そもそも北信越の方に今までの人生でほとんど行ったことがないし、特急あずさで行けるアクセスの良さと、普段来る用事のなさからここを選んだ。

実際の旅行日程としては、観光をする前日にホテルに前乗りをした。会社の寮のエアコンが終わっていてクソ暑くて耐えられなかったから、涼しい部屋で泊まるためである。社会人になって金があるからこそできるムーヴである。社会人最高!

 

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せっかく前乗りで泊まったのだから長野県の有名な食べ物でも食べようと思っていたのだが、とある事情で気が滅入って食欲がなくなりウィダーインゼリー1本を胃に流し込んでヤケ酒をした。

とある事情については以下のブログを参照して欲しい。(要はアイドルのライブの中止なのだが)

 

 

2arctan-1.hatenablog.com

 

そんなこんなで翌日。

朝9時半頃に信じられないレベルの二日酔いと共に起床する。観光をするのには最低のコンディションだし、熱中症のリスクが高い。飲むヨーグルトだとかサラダチキンだとか、何となく二日酔いに効きそうな雰囲気のものを朝食として腹に流し込んだ。

幸いなことに、この日は少し曇りがちであまり日は照って温度が高くない日だった。そのため、二日酔い気味でもそこまで体調を大きく崩すことなく快適に歩くことができた。

 

せっかく松本市まで来たのだから、有名な松本城とかは絶対に見たいし、調べたら色々博物館などがあって非常に見応えがありそうだ。

それでは早速巡っていこう。

 

 

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松本深志高校

 

あの、『東工大コピペ』で出てくる松本深志高校だ!!

東工大コピペとは、東京工業大学知名度の低さを皮肉った2ちゃんねるの古典的なコピペである。その話の舞台が長野県であり、なおかつちょうど今のようなお盆時である。

 

お盆に、親父長野の親戚のにいった。
伯父高卒議)も来ていた。

伯父○○君も大学生か!小さい頃よくだっこしてやったんだぞ!がっはっはー」
 「覚えていますよ」 伯父「どこの大学に行っているんだ?」
 「東工大、あっ、東京工業大学です」
伯父「そうか、工業大か!高校時代遊びすぎたんだろ!でも浪人しなくてよかったな!」
お前と同じ年の息子××覚えているだろ!深志から信大工学部だぞ!(勝利者宣言)」
親父言・・・(瞳が潤んでいた)」
伯父「おい、信大生こっちこい(息子××を呼ぶ)」
○○大学生だ。○○と昔よく遊んだだろ!」
向こうでも大学の話をしていたらしい××が鼻高々でやってきた。

××「(れしく)○○、久しぶりー、元気!」
「あっ、叔父さん、こんにちは、、今年から大学生になりました。」
親父「そうか、大きくなったな」
××「信大に行っているんですよー(勝利者宣言)○○君はどこに行ったの?」
 「東工大w」

ニヤついている伯父に、一にして××の顔色が変わった。
伯父○○に勉強教えてやれよw」
××「(しばし、絶句)・・・みっともないからやめてくれよ親父
伯父「?」
動揺しまくりの××伯父を速攻連れだした。
以後、伯父親子は、俺達のいるテーブルに加わらなかった。

久しぶりに無口親父晴れ晴れとした顔をみた。
帰り際、充血したをした伯父があった。

 

 

この親戚の××が通っていた松本深志高校は長野県随一の進学校で偏差値69!

毎年東大や医学部などに合格者を多数輩出するすごい高校なのだ!

 

ちなみに松本深志高校松本駅からは歩いてだいたい20分くらいのところにある。私の泊まっていたホテルからは割と近かったため、朝ホテルを後にするとまずまっさきにここに来た。

かなり立派な門構えで、植え込みなどによって敷地と道路を区切ったりしている。

 

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そのため植え込みに隙間なんてレベルじゃないほど大きな空間ができてセキュリティガバガバなところが愛おしい。

一通り松本深志高校の周りを回ると、そのまま近くにある別の有名スポットへと向かった。

 

 

 

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信州大学だ!

 

松本深志高校から信州大工学部!勝利者宣言!

(とは言っても、どうやら信大工学部は松本キャンパスではなく長野市のキャンパスのようだった、残念……)

駅から30分くらいのところに、コンパクトに医学部、理学部、人文学部、ほうk……もとい経法学部などの建物が集まっている。

サイズ感としてはあまり広いキャンパスではないが、松本市内からほど近いため遊ぶところにはそこまで不自由なさそうといった印象だ。

 

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引用:信州大学公式HPより

https://www.shinshu-u.ac.jp/access/

 

 

どうやら信州大学は学部ごとに長野県各地にキャンパスが分散しているらしい。

それゆえ一つ一つのキャンパスがそこまで広くはないのだろう。信州大学には全国で唯一と言える珍しい学部である『繊維学部』があるため、いずれはそこの見学に行くために長野県の上田市も訪れたいところである。

 

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↑我々の持つフローチャートの概念を覆す勧誘広告。

 

 

今回宿泊したホテルからほど近いところに松本深志高校信州大学という東工大コピペで一躍全国的に有名になった(なってはいない)学校があり、見ることができたのは非常に喜ばしいことである。

 

 

とりあえず個人的に訪れたかったところは行ったので、次回は本格的な松本市の名所の観光に移りたいと思う。

 

といっても、松本市は駅近くだけでも見るべき観光地が密集していてとてもじゃないが日帰りレベルでは全てを網羅することは不可能である。

 

そのため、駅近くのほんの数箇所を回ったに留まっていることをご留意頂けたらと思う。

 

 

それでは、後編に続く!