お盆で帰省してた時に視聴して暇すぎて感想をスマホのメモ帳に書いてたんですが、なんかブログに落とせそうな文量になったのでせっかくだから書いてみました。
【遠藤さくら『わたしには、なにもない』】
乃木坂4期生のエースである遠藤さくらの顔面をひたすらごり押すだけのPV。相手の男子高生役の俳優がイケメンなので、いい感じにさくらちゃんの顔面と釣り合ってるなと。
作中でも言われているしそれに留まらずメディアなどで遠藤さくらはよく、「私には何もない」「自信がない」というが、見え隠れする自信と全く気後れしない演技で全くそんな感じがしなくてむしろ嫌味みたいに感じてしまうので、シンプルに損だなと思った。
【掛橋沙耶香『拾ってください』】
掛橋沙耶香は男ウケを狙いすぎてる感があって、「そこまで媚びるか???」と思うくらいサービス精神を感じるんだが、このPVではその媚びたところが嫌味なくかわいい感じに仕上がっててよかったと思う。オタク風の少年との掛け合いが軽妙でテンポよく、一つ一つの会話が短くとりたてて話が面白すぎることもないので気軽に見れるし、衣装替えをどんどんしていくという点でサービス精神を忘れていない。『個人PVはこんなもんでええんや』というのを感じさせてくれた。
【柴田柚菜『ガム踏んだ。』】
ガムの妖怪を踏んでしまった柴田柚菜とガムの妖怪の会話のみで回す会話劇。ちょっとませてて生意気な柴田柚菜のキャラクターと、おおらかで毒のある発言も優しく包み込むガムの妖怪ノブヨシの会話はかなり雰囲気が良くて見てて心地よかった。
しかしながら、(途中で2回くらい話題の転換はあるけど)会話のテンポが基本的に一定なのでずっと見てると飽きてくる。動きが全くないのにシンプルに尺が長いことが恐らく原因と思われる。雰囲気ゲー。
【清宮レイ『ルーキーヒーローレイ』】
ヒーローの修行をするレイちゃんが腰を痛めた師匠の代わりに街のパトロールに出かけるという話。といつつ、実際は師匠との掛け合いが半分でパトロールが半分くらい。
冒頭の亀田兄弟式のトレーニングでちょっと笑ったしどうせならピンポン玉避けたり畳を殴ったりするトレーニングもして欲しかった。続編は恐らくないだろうが、レイちゃんの素直な雰囲気が出てて良かったので次回作もこの路線で行って欲しいと思った。
【矢久保美緒『乃木坂46クイズ』】
Quizknock!とコラボした映像作品のようで、乃木坂46を題材にクイズ対決をするというシンプルなバラエティー的PV。クイズなのでまあある程度テンポよく安心して見れるし、Quizknock側が番組として結構フォローしてくれてたのでテンポよく見れた。
矢久保美緒ちゃん自身のコメントに特に面白い点がなかったので撮れ高少なかったのかなと思った。
【架喜遥香『素晴らしい世界』】
シンプルにめっちゃ短い。訳の分からない語りがあってなにか始まったかと思ったら秒で終わる。意味深なことを言ってるけど何一つ意味はわからなかったし、架喜遥香ちゃんはほとんどヨリで映らなかったので、もはや出てたのかも記憶が怪しい。
何回も見返したら気づきや作品のメッセージも分かるのかもしれないがアイドルの個人PVごときにそこまで労力をかけたくないのでパス。
【金川紗耶『6畳一間とヒマツブシ』】
あまりにもの棒読みっぷりに乃木坂4期生が入りたての新人ということを1番感じさせるPVだった。金川紗耶ちゃんが清々しいまでに棒読みで、ロバートのコントの『アスリートのためのCM講習会』を思い出した。金川紗耶ちゃんは全く我を出していない棒演技でアスリートじみたものを感じさせる。
まあ内容としてはゆるりとした日常系で、金川紗耶ちゃんの可愛さも存分に出ていたので不満はないし結構良かったです。
【北川悠理『北川悠理 meet 落語「寿限無」』】
北川悠理ちゃんが落語の寿限無に挑戦するというチャレンジ系のPV。帰国子女の彼女に落語の語りは向いていなかったのか、何TAKEかしていたがあまり上手くならず何を楽しんだらいいのか全くわからないPVに仕上がったなという印象。
同じ落語の内容を何回も流して特に編集のフォローなどもなかったため非常に退屈に感じた。適材適所という言葉をこのPVを手掛けた監督は知らなかったらしいです。
【田村真佑『ありのままガール』】
田村真佑ちゃんが学校内に散りばめられたメッセージを辿りながら様々なドッキリ的仕掛けに対するリアクションを楽しむ一品。
田村真佑ちゃんは宣材写真だと凛々しい感じだが、動画だと温和な性格が窺えていいなと思った。尺も程よくアイドルの個人PVに求められるものをキッチリ満たしているような手堅い印象を受けた。しかし最後の終わり方がかなり唐突で尻切れトンボ。
【筒井あやめ『筒井あやめのアイドル開幕宣言』】
4期生個人PV唯一の歌モノにして、4期生最高の個人PV(個人的な感想として)。
最年少で若干中学三年生という筒井あやめちゃんがアイドルに対してこれからどんな期待を寄せているのか、どんなことが不安でどんなことをやってみたいのか、その心情が初々しい歌詞に出ていて衣装替えやダンスなども抜かりなくガッツリ3〜4分はある歌だったけど全く飽きを感じさせなかった。乃木坂の個人PVで歌系は基本的にハズレがないという印象だがその神話は今回も崩れなかった。
あやめちゃんが色々な服装を着るのでその点でも最高なんだけど、その中でも割烹着姿でトングにコロッケ挟んでる筒井あやめちゃんマジで尊かった。もう若女将。若女将は女子中学生ですわ。もう青い鳥文庫で書籍化決定ですわ。映画化決定ですわ。
【早川聖来『SEIRA』】
付箋のCMと、その撮影メイキングを流すという内容。オーソドックスなものではあるけどCMパートが一番最初にあって、そこがピークであることは正直否めないと感じた。メイキングの部分は早川聖来ちゃんに元々興味のある人から見たら楽しめるのかもしれないが、そうでない人が見て楽しいかは微妙なところ。メイキングも何も、撮影したCM本編が短すぎるので。