孤独な弧度法

ブログのタイトルは完全に語感だけで決めました。そこそこ良いブログ名だと自分では思っています。

コロナ陽性で自宅療養してました

基本在宅で仕事をしてスーパーと自宅を往復するような日々を送っていたため感染の危険性は比較的低いと思っていましたが、この度初めてコロナウイルスに感染しました。

人によっては無症状の場合も多いそうですが、私の場合はしっかり高熱と咳がありました。とはいえ、解熱剤が効いてからはすぐに収まり、あとは家でじっとしていた……って感じです。

時系列はぼかしているので、直近の出来事ではないんですが、発症時から自宅療養が明けるまでメモをとっていたので参考程度に。若者は無症状が多いとの話もありますが、私の場合はしっかり高熱と喉の痛み、怠さと症状が出たため油断は大敵だと思います。もっとも、ある程度気をつけていたつもりでも感染してしまったのですが……。

私のスペックは下記です。

 

  • 20代後半男性。
  • BMI軽度肥満レベルの弱デブ。
  • ワクチン2回接種済(モデルナ)。
  • 3回目ワクチンの接種前に感染してしまった不運な男。

 

目次:

 

 

【1日目】

「あれ、なんか頭痛いな?」

 

朝起きた時に感じた違和感はすぐに膨らんで、昼過ぎにはあっという間にしんどくなってきて、熱を測ると38度を超えていた。

振り返ると前日にキックボクシングジムで身体を追い込んでボロボロになって、そのまま帰宅すると崩れるように眠ってしまった。朝起きて、窓を開けっ放しで薄着で寝ていたことに気づいて「寒い格好のまま眠っちゃったな……」と思っていた。この時、少し喉に違和感がある気がしたので風邪を引いたかな?と感じていた。そして冒頭の通りだ。

基本的に在宅勤務で家とスーパーとの出入り以外はないし、1週間以内で人と会ったのは恐らくジム以外はない。どちらかと言えば運動の疲労による発熱だと思って、様子見で昼食後風邪薬を飲んだ。

夜になると、37度ジャストまで下がっていたので、明日どうなるかを様子見の意味でその日は家から1歩も出ずに眠りについた。

 

【2日目】

焼け付くような喉の痛みと身体のだるさと寝汗でベタベタの身体が気持ち悪さで目覚めた。

前日夜には37度前半に一度落ち着いていた熱が、いつの間にか40度近くまで上がっていた。とてつもない高熱である。

慌てて会社などに電話をしつつ、近くの病院で検査を受けることに。発症から24時間以内だったので、抗原検査を受けると見事に陽性だった。

なんというか、あちゃ〜……という気持ちだったがとにかくしんどいしまず高熱を何とかしたかったので解熱剤などの処方はありがたかった。

年齢が若いことと症状が軽微であることからその場で自宅療養を命じられ、家に帰ることに。

家に帰ると会社に経緯を連絡した後、とりあえずご飯を食べようとするが、あまりにも食欲が湧かないので家にあった野菜スープをお茶碗の1/3位だけ飲んで解熱剤を飲み、即座にベッドに横になると眠りについた。

眠っていると保健所からの電話がかかってきた。軽症状者は連絡が後回しにされるので連絡が数日空くかもしれないと医者からは言われていたが思ってたより早かった。体調などに関する質問に答えた。その後療養解除日が発症から10日後であることが伝えられ、Webフォームで発症届を提出するように求められた。

電話が終わると、割れそうな頭を抑えながら何とかWebフォームに記入する。アンケート内容は先程電話で聞かれたこととほぼ同じだった。電話口で一緒に記入する形にしてくれればいいのに……とは思った。併せて、希望すれば市から救援物資を届けてもらうことができるとの事なのでこちらの申込も保健所のWebフォームから行った。

 

【3日目】

起きて体温を測ると38度とまだ熱が少しある状態。解熱剤の効果が切れるとまだしんどい。前にワクチン接種した時に買って残ってたレトルトのお粥を食べる。

午前中に病院からまず安否確認の電話がかかってきた。体温や予後などについて色々な質問が来た。

その後しばらくして、保健所からも安否確認の電話がかかってきた。診察後からの予後を確認したかったため、ほとんどお医者さんに聞かれたことと同じ質問に対する回答を返した。

休日だったので家族に頼んで、玄関口にスポーツ飲料やお粥等の食料品などを置いてもらった。こういう時、実家から近いことのありがたさを実感する……。

 

【4日目】

起きて熱を測ると、36度台で熱が下がってきていた。薬としっかり休んでいた効果が出て、身体は昨日までと比較して見違えるくらいに楽になった。喉は依然として痛いので、飲み物を中心にバナナとか柔らかいものを食べていった。

 

【5日目】

体温を計測してみると、36度台で平熱。喉の痛みもまだ残っているけどだいぶ軽くなってきた。

2日目に保健所に頼んでおいた救援物資が届いた。「大体発送まで3日ほどかかる」と言われた通りの時間となった。自分1人では外に買い出しができない状況なのでとてもありがたい。

 

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食料品を中心に生活必需品がめちゃくちゃ色々入っている。生きた心地がする……。これを無料で支援していただけるのはめちゃくちゃありがたい!

 

  • レンチンごはんセット×3
  • 白がゆ
  • 袋ラーメン
  • レトルトカレー×2
  • 和食系お惣菜×3
  • お漬物
  • レトルトスープ×5
  • カップスープ×1
  • お惣菜缶×5
  • 菓子パン×3
  • フルーツ缶×3
  • くだものゼリー×2
  • カロリーメイトゼリー×2
  • 500mlお茶×3
  • 500mlスポーツドリンク類×3
  • 紙パック牛乳×2
  • 紙パック野菜ジュース×2
  • 缶オレンジジュース×1
  • スポーツドリンクの粉
  • マスクセット
  • トイレットペーパー

 

 

【6日目】

咳以外の症状がほとんどなくなった。ずっと座ったり立ったりしてるととだるくなるかな?っていう感触が残るくらい。普通に家事をこなす分には全然問題ないくらいには動けるようになった。

食欲ももう既にかなり戻ってきているので、3食で家族に買ってもらった食料と救援物資がすごい勢いで減っていく。これ、自宅療養解除まで持つのか……?

 

【7日目】

引き続き咳は出ている。平熱。

昨日までとの違いとして食べ物や飲み物を飲む時味が感じにくいというか、遠いように思える時が現れて、「コロナによる味覚障害」というやつかな?と感じる。ただ、普段は普通に食べ物の味は感じられるので単純に鼻が詰まっていたせいかもそれない。どちらにせよ、日常生活的な面では問題はないが平常時の状態とは違う、といった不思議なコンディションになっていた。もしかしたらこれは尾を引くのかもしれない。

 

 

【8日目】

咳は相変わらず少しあるがマシになってきた?

鼻詰まりがマシになって、昨日のような食べ物の味が遠い感覚はなくなっていた。もしかしたらまたぶり返す可能性はあるかもだが。

発症から一週間以上経ち、自宅療養期間の終了日が近づいたことに驚く。高熱で一日中寝込んでいたあの時のしんどさはどこでやら、身体にもはや健康時とほぼ変わらない。ただ、食料が尽きてきた……。

 

 

【9日目】

鼻詰まりはまだ少し残っている、味覚も戻ってきた感じがして、結局一時的な味覚消失は勘違いだったような気さえしてくる。8日目と同じような感じ。缶詰とかも大体食べ終わって、もうゼリーとかお漬物とかそんなものしかない。

 

 

【10日目】

自宅療養最終日。ほぼ食料はない。そして、鼻詰まりなどももうほとんどない。体温測ったら36.3℃。もう大丈夫そうだ。体重測ったら、コロナ前から3kg痩せてた。不本意な痩せ方だ……。

最後の日は家の中にある食料のようなものを食べて水道水を飲み、繋いだ。大学時代一人暮らししてた時の給料日前を思い出した。仕方が無いので早めに寝て、自宅療養の解除を待つことにした。

 

 

 

 

こうして、10日間の療養期間が終わったわけです。

自宅療養が解除された日、久しぶりにファミチキを食べたらあまりにも旨すぎて涙を流しそうになりました。

ふらっとコンビニに行けることのありがたみ、身体が健康なことのありがたみを感じる10日間でした。

療養期間の後半はほとんど症状がなかったので、単純なお休みに近い感じでした。(ふらっと家から出れないので酷く退屈でしたが……)

 

 

3回目ワクチンの普及が進み、コロナが少し落ち着いてきた感じですが、くれぐれもこのブログを読んでいる皆様もご自愛ください。

 

それでは、また.........。