モンスターファーム2の世界大会に出場するぞ!
名作育成シミュレーションゲームである『モンスターファーム2』の公式大会がもうすぐ開催されます。なんと今回は国内だけではなく、世界中からエントリー可能な世界大会とのことです!つまり、相手は世界ということです。
モンスターファーム2は小学生の時に初めてプレイして以来、何度も何度もやりまくっていた思い出のゲームです。シリーズは大体やってますが、2がやっぱり一番好きです。
これは参加するしかない!ということで、仕事の合間に大会用モンスターを育成し、出場申込してみました。
今回はその様子をブログにしたものです。モンスターファーム2の前提知識がゼロの人でもなんとなく読めるように書いていますので、是非雰囲気だけでも味わってみてください。
目次:
公式ルール
パラメータ合計は2997以内
メタルナー種参加禁止
今回の大会ルールはこの2つだけです。かなり制限が緩く、ノラモンなども参加可能です。パラメータの取りうる範囲は1~999なのでいかに上手く配分して育成するかがポイントになります。
モンスター選定
公式大会に参加するにあたって、選ぶモンスターは最初から決まっていました。
それはグジコーン(グジラ×ライガー)です。
理由はモンスターファームシリーズで一番好きなモンスターだからです。
ゴーレムをも凌ぐ歴代モンスターファームシリーズでも最大級の巨漢で、豪快な技を多数持ちながらも愛らしい獣であるグジラ種。そこにライガーを配合して青白の毛並みが合わさることにより唯一無二の愛らしさが出ています。
グジコーンの基本パラメータはこんな感じです。モンスターの能力はA〜Eの5段階で伸びやすさが分かれているため、モンスターファームを知らない人から見てもグジコーンは能力がほとんどCのバランス型で育てやすいことがわかると思います。
今回は普通のグジコーンではなく、特殊なCDから再生することで生まれる移動速度Aの超素早い特殊個体グジコーンを使用したいと思います。
ちなみに特殊個体グジコーンが出てくる『瀬能あづさ/もう泣かないで』はらんま1/2のOP曲です。めっちゃいい曲なので暇だったら聴いてみてください。
……さて、こいつはプレステ時代からその存在自体は確認されていたのですが、学生時代の私には再生できるCDを手に入れることができず育てられなかったのです。
十数年の時を超え、今のリマスター版ではデータベースを検索してサクッと色々なCDから再生することができるため簡単に色々な特殊モンスターやレアモンスターもゲットできます。便利ないい時代になったものです……。
それではこの特殊個体移動速度A高速グジコーンを、世界大会仕様に育てていこうと思います!
名前はグジラは海のモンスターなので『シー』、そしてライガー派生なので犬の種類名である『シェパード』を合わせてシー・シェパードと命名しました!
対戦戦略
パラメータ方針
今回の世界大会では『1番大好きなモンスターであるグジコーンで出場する』という明確な目的があったため、モンスターはすんなり決まりました。次に大会の制限の中でどういうパラメータに育成して、どういう戦法で闘うのかを決める必要があります。
YouTubeで調べるとありがたいことに2997制限の大会に向けたモンスターの育成方法がまとめられた動画があったので、これをもとに考えていくことにしました。
モンスターファームの技には大きく分けてちから技とかしこさ技があり、モンスターの種族によって技性能と伸ばしやすいパラメータが異なります。グジコーン(グジラ種)の場合、かしこさ技が少なく基本ちから技に寄っているし、今回使用する特殊個体で最強ロマン技の『ウェーブプレス』を初期習得してるためちから型一択です。
防御面にまつわるパラメータにはライフ/丈夫さ/回避があります。ライフは多いほどたくさんのダメージ量に耐えれて、丈夫さは多いほど相手から受けるダメージ量を軽減してくれます。そして回避は高いほど相手の攻撃を避ける確率が高くなります。
合計2997という性質上、防御パラメータを全て満遍なく振るとすると弱くなります。回避型は育てるのがめんどくさいのと、激ガリ調整をしなくてはならずグジコーンをガリガリにやせ細させる必要があってなんか嫌だったので、激デブにして攻撃を受けまくる耐久型に育てることにしました。
習得技
習得させる技も重要です。大会は全てオート戦、つまりCPUが勝手に操作して闘うことになるので微妙な技や使いにくい技を敢えて覚えさせないという戦略も必要となります。
今回のグジコーンだとまず賢さ技は覚えさせても意味がないので省きます。そして技ですが、中途半端な性能の技が沢山あっても仕方ないので、
頭突き、しっぽビンタ(命中重視技)、ぐるぐるプレス(大ダメージ技)
の3つ+初期習得ウェーブプレスを採用することにしました。
ぐるぐるプレスは対戦開始にオート戦だとよく撃たれることが多いですが、消費ガッツが少なく当たればダメージがデカいのと、外れても近づいて近距離で闘えるところが良いです。
頭突きとしっぽビンタはグジラ種の技の中で命中高い技ツートップなので回避型対策で入れました。
ウェーブプレスは外れれば自爆ダメージが入りますが、当たれば力999なのでたいていのモンスターはこれ一発で倒せます。耐久型も多そうなので活躍してくれると信じています。
その他
モンスターファーム2には状態変化の要素があります。色々なものがあるのですが、基本的にモンスターによって所持する状態変化はほぼ決まっててガチりたいなら合体などて継承させなければなりません。
今回のグジコーンが基本で持っているのは『根性』。これはライフが0になった時に一定の確率でライフ1で復活するというものでポケモンで言うところのきあいのハチマキみたいな効果です。これは超有用な状態変化です。
後はヨイモンだと瀕死時に攻撃力が上がる『底力』orワルモン時にガッツ回復と非ダメージ量が1.5倍になる『逆上』のどちらかです。今回は耐久型でそこそこの大ダメージ技でも一撃は耐えれる計算なので、底力発動→逆転を期待して底力にすることにしました。
後、モンスターには体型値というものが設定されており、激デブ〜普通〜激ガリで変動します。デブであればあるほど丈夫さパラメータに補正がかかり打たれ強くなる代わりに回避が低くなり、ガリだと回避が高くなって丈夫さが低くなります。
今回は耐久型なので激デブ一択です。個人的にガリガリのゲッソリしたグジコーンは見たくないので徹底的に旨いもんを食わせて動けるデブに育てようと思います。
モンスター育成
育成準備
お金(トータル6万Gくらいかかった)
黄金モモ、白銀モモ(片方だけでもいいかも)
パラドクシン×2
そんなに育成に手間はかからなかったです。頑張ればモモ系の延命アイテムはなくても十分育成できると思いました。
育成の流れ
難しいことは何もやっていません。基本的には不必要な賢さと回避を1にすることを目標にしつつ、必要なパラメータを上限値まで上げていくというシンプルな育成法です。
育成を開始するとまず最初にプールを中心にまず賢さを下げていきます。ズルをすれば-4されて早く下げれるのですが、グジコーンは超ヨイモンで基本的にズルをしないため地道に-3していきます。初期ステータスが全般的に高いのが裏目に出て結構時間がかかりました。合間合間の軽トレでは重トレで上げづらい命中とライフをちびちびと上げています。
そして、賢さが1になる頃にはピークを迎えてかなり丈夫さが上がっています。ここでパラドクシンを使用して回避と丈夫さをごっそり下げつつ一気に力と命中を上げます。今回の育成では2本で済ませましたが、回避型を育てる場合は丈夫さも1に近づける必要がありもっと沢山必要になると思います。寿命と相談ですね。
そして、その後は重り引きで回避を下げつつ力とライフを上げ、軽トレで命中を上げます。力と命中は999を目指します。
その後は軽トレでライフを上げつつ、合間に対戦開始時に選択される技の調整のため大会に出てすぐ棄権しておきます。
そしてその後はバリアメを与えて体型を調整、スタープルーンを与えて人気を100に調整します。
そしてパラメータ合計が2997、人気100、激デブになったら最後にソンナバナナで忠誠度を100に調整して完成です!
しめて4歳5カ月で完全に完成でした。グジラ種らしいパワフルな闘い方ができる良いモンスターになったのではないでしょうか!?
大会登録
育成が完了したら冬眠させて、忘れずに世界大会にエントリーします。
登録が完了しました!後はわれらがシー・シェパードの健闘を祈るのみです!
模擬戦として、ランダム対戦などで何回か2997パラメータのフルモンとオート対戦してみました。
感触的に勝率は半々くらいといったところでしょうか?
オート対戦は結局自分の得意なパターンにハマるか次第なので、運ゲー感を感じました。力命中999設定なので、開幕ぐるぐるプレスが当たれば回避型なら一撃で沈みます。外れても消費ガッツ18とかで近接距離技打てるのはよいところです。
机上の空論でサクサクッと育てたモンスターですが、流れ次第では健闘して勝ち上がってくれそうです!もちろんグジラ種でガチで勝ち上がりたいなら合体で有用な状態変化をつけた個体を用意したり、あるいはガッツ回復が1番早いグシラキングを使用したりとか色々やれることはあるでしょう。また大会で本気で優勝を狙うならグジラ種より勝ち上がりやすいモンスターは沢山いると思います。
しかし私個人としては何としても子供の頃からの念願だった移動速度Aグジコーンを使いたかったので、かなり満足しています。
願わくば、一戦でも多く勝ち上がって世界にグジラ種の強さを届けられればと思います!
ゲーム関連のブログ記事、書くの結構大変ですね。でも書いてて楽しかったのでまた機会があれば書こうと思います。
それでは!!