突然ですが皆さん、ブックオフには行ってらっしゃいますか?
ブックオフと言えば言わずと知れた日本の誇る古本屋チェーンで、110円とか210円とかで本が買えたりするインドア派の貧乏オタク(但し潔癖でない人)にとっては夢のような場所です。
日本国民なら誰しも、暇で暇で仕方がないときに何となく近所のブックオフに入って漫画を立ち読みして時間を潰した経験があることでしょう。
ブックオフの最大の特徴といえばその多様すぎるラインナップです。
本だけでも半端ないくらい色々なジャンルのものがごちゃごちゃ無造作かつ大量に並んであるんですが、ゲームやCD、家電などもデフォルトでたくさん置いてあります。デカいブックオフになってくるとそれに加えて、もはや家具とか古着とかまで一体化して売り場に並んでおり、ある種の魔境が築かれています。
デカいブックオフに行くと、寺田心の言ってることが手に取るようにわかります。ブックオフのCMの寺田心を叩いてるやつはモグリです。ブックオフエアプです。
さて、ブックオフの楽しみは豊富すぎる蔵書の中から『お宝』を見つけることでしょう。
Amazonとかネットショップで高値で売られている書籍が何故かブックオフで110円で売ってたりすることがあります。上手くブックオフを使えば転売などのビジネスもできちゃうこと間違いなしです。
普段私はサイエンス系のコーナー(マジで掘り出し物多いからオススメ)や、110円の書籍コーナーをうろうろと彷徨いて面白そうな本を何冊か買って帰るライフスタイルを確立しています。
ブックオフに掘り出し物が多い、それはいかなるブックオフユーザーも認識してることだと思います。
一方、ブックオフに並ぶ本を見ていて「こんな本誰が買うねん」みたいなタイトルの胡散臭い本も並んでいます。何でも売ることができる以上、全国からあらゆるやばい本も集まる。それがブックオフです。
普段は当たり前のように自分の欲しい本しか買わない私ですが、ある日ブックオフをぶらついていて思ったのです。
「逆に怪しい本を読んだら世界が広がるのでは?」
ブックオフの本は安ければ110円、210円で購入が可能です。
『敢えて』、普段なら絶対手を出さない本を読むことにより、ローリスクで新たな世界を知ることができるのでは?
そして、そこから学びを経て成長することもあるのでは?
……興奮してきたな。(サンドウィッチマン)
…………上記の動機により、ブックオフで売られている怪しい本、珍しそうな本、胡散臭い本などを調査する『ブックオフ珍書発掘隊』を始めたいと思います。
これから調査していくブックオフの『珍書』の条件とは以下に示すようなものです。
・ブックオフで見つけた本
・110円~210円程度のブックオフ基準の安い値段で購入可能
・普段の自分なら100パーセント買わない、買う人を見たことないような『珍書』を敢えて真剣に調査
1番目と2番目の条件はすんなり受け入れて貰えるでしょうが、3番目の条件はかなり恣意的な要素が含まれているかと思います。
僕の言う『珍書』の定義は、いわば「見えている地雷」です。
たとえば「誰が買うねん!」と思わず突っ込みたくなるような、占い師っぽいババアがデカデカと表紙に写ってる見るからに胡散臭いスピリチュアル本、それは普通の書店でもよく見かけることでしょう。
ブックオフなら、それは110円です。
更にブックオフは古本屋である仕様上、一昔二昔から紀元前までの、一般の書店では見たことがないような古くて怪しい本が置かれています。
ブックオフなら、それも110円です。
年月を経た分、より一層熟成されたこの怪文書なども、見つけ次第挑戦していきたいと思っています。
普段の自分の見えている世界の真逆・真裏をたった数百円で味わうことができると考えるとワクワクが止まりませんね。
どこまで続くかはわかりませんが、実はもう『珍書』を1000円分くらいは買ってしまっているのでやるしかないのです。ここでブログを書かずに辞めてしまえば、私は怪文書をブックオフで1000円分購入した酔狂な奇人になってしまいます。そう、やるしかないのです。
このブログを読むことによって皆さんに刺激を与え、どんどんブックオフで『珍書』を漁る奇人になってもらうことを目指します。
そして願わくば、読んだ珍書について教えていただければなと思います。自分で読まなくていいなら読みたくないので……。
というわけで、翌週から早速始めていきたいと思います。
記念すべき第一弾の珍書は、こちらを予定しています。
それでは発掘作業に取り掛かります。また近いうちにお会いしましょう。
coming soon......
#ブックオフ珍書発掘隊