目次:
特に面白かった10組
ピ夜
牛ぺぺ
空前メテオ
ぎょうぶ
6000
グリーンランプ
オーパスツー
軟水
ダブルヒガシ
彗星チークダンス
基本的には笑っちゃった順で並べていて、『この発想とかこの設定は他では見たことない』みたいな要素があればよりうれしいって感じで見ていきました。
この10組もそれ以外にも全体的に面白かったのですが、特にピ夜と牛ぺぺが抜けて面白かったです。
ピ夜は10000組以上のエントリーの中でも『間違いなくピ夜でしか取れない笑いの取り方』をしていてめちゃくちゃ面白かったです。牛ぺぺは『略語を折った回数を数える』という特技のくだらなさとどんどん尻上がりに盛り上がっていく感じが凄い観ていて気持ちよくて面白かったですね~。
めっちゃ迷いましたが、ワイルドカード枠の中でもオンリーワンの面白さが炸裂していたというところで、今年はピ夜にワイルドカード投票しました!

アマチュアの星ですね!両者社会人だとつづけていくこと自体も難しいとは思いますが、来年以降も見たいなと思います……。
その他全組の感想は以下にありますので、そっちは気になる方がいたらという感じです(来年以降もネタ消えた後も読み返して思い出すために書いている雑な備忘録って感じですが)
感想メモ
あ行
足腰げんき教室
結構面白いところもあったけど、全体的にあんまり緩急がないから同じテンションのまま「ボケが変なことやり続ける系ね~」で流れちゃいそうなのが勿体ないかなとおもった。特にここが自信あるみたいなところのグラデーションをもっとつければ、割とそれだけで見え方変わるんじゃないかな。
愛凛冴
動きとハイトーンのツッコミでよくウケているけど、雰囲気で笑っているだけで実態そこまで面白さが分からず笑ってる人多そうと思った。うんちとかの下ネタのくだりはやってもいいけど、それならもうちょいウケてほしかったなと。オンラインカジノの元締めとかの掴みはかなり旬を過ぎているから、もうちょい最近のネタにして欲しい。
オーソドックスな漫才コントで見やすかったし、昭和の音とか昭和の女性の喋り方とか面白かった。『昭和』っていう大きなくくりで話進めているから話題があっち行ったりこっち行ったり感があったので、時系列順に話を進めていくなどの構成とわかりやすい形になっていたらより最後の笑いどころで盛り上がるかも。
EXIT
保守的な考え×サザエさんを令和ライクにアレンジするっていうネタで、扱う題材も一つ一つのボケもすごくベテラン芸人っぽい感じがした。
EXIT自身がもうおじさんなので令和側のトピックやいじり方が軽くて浅いなと思ったし、政治的な要素の方は昔からよくやられているタイプのボケだったので、あまりシナジーは生まれてなかった感じ。
本人たちのスタンスは『平成のチャラ男』で立場は固定して、自分たちはおじさんであることを前提としたネタを見てみたいと思った。
一刻
その角度のツッコミ?みたいな笑いや伏線回収による盛り上がりを狙いすぎてる感じした。最初の『回転寿司食べれなくなるかもしれん』とか『軽トラで向かった』とかの怖い話の導入の変なフレーズで突っ込まないことが凄く不自然に感じた。(後で伏線回収されることが見え見えすぎ)
あと怖い話をする側の細い人が時折「お前そんなん言っていると~~したるぞ」っていうセリフがツッコミのための変な文章すぎるので、例えば「尻の穴に指突っ込んで奥歯ガタガタ言わせるぞ」→「え……お前顔が俺の尻の穴まで入っちゃってるかも」とかよく使われるフレーズに対して違う角度のツッコミしたりとかするの見たかった。
あと鍛えた肉体を使う予定ないなら、ツッコミの方はジャケット羽織った方がいいかも。
いぬ
なんやかんや最後キスしそうだな~と思ったら本当にして笑ってしまった。様式美で見ていてやっぱり笑っちゃう。最初の電車で男が焚きつけられるところ、女性に狂気が伝播するところ凄い展開として好きなので、そこから電車にいるヤバい人がもっとやってそうなあるあるのくだりをもう少し欲しかった。
イワサキ
こういうの、まず実際に下着屋/それに類する職場で働く男性って意外といるんじゃないか?っていうところが気になって大丈夫かという心配が勝つところあるかも。
右の人がおネエみたいなキャラで女性にしている接客がユーモアに包んでも引きかねないレベルなので、まあ準決勝には内容的に上げられないネタだろうなと思った。下着屋のバイト持ちかけたツッコミの方もピーチジョンで働かないか?と自分から持ちかけといたくせにそのスタンスで突っ込むのも違和感があったし、題材で相当損している気がする。
インテイク
龍のようにウケていた、みたいなお笑いオタクの誇大レポの被害者。
このコンビ、ツッコミというか論破される側のベージュのスーツの人がずっと腑に落ちない感じで進んでいるから論を繰り広げる側のワードでウケてても『言葉が刺さった』カタルシスが薄くて勿体ないな~という気がする。後、笑いどころが観点の鋭さというより手数とスピードという競技ディベートみたいな感じなので『言われてみれば確かに』ってなるところが一か所欲しかった。
持論系は繰り広げる側よりもツッコミ/被害者側の方のスタイルも重要ということを感じさせてくれるネタやった。
うちまつげ
前半の身長関連のディベートで終始するかと思ったらぬるっと大きい内間さん小さい内間さんの話になっていて、その後半のところが面白かった。前半もう少しサッと流して、後半もう少しヒートアップするところで盛り上げるところが見たいなと思った。面白かった。
オーパスツー
祝儀貯金→臨時ボーナスで、友人の破局を狙う感じがすごく俗っぽくてかなり好きなタイプのネタ。沖縄か?結婚か?みたいなくだりもギャンブルめいていてすごく面白いと思った。多分客の反応的に狙っていたより盛り上がらなかったと思うんだけど、オーパスツーどっちも表情豊かだし、コントベースの漫才よりこっちの方が向いていると思う。この路線のネタで鍛えれば松竹から久々の準決勝も全然あるのでは?と思った。
オズワルド
ちょっと最初の上座下座周りのくだりで「こういう場合は?」の情報量多いなと思った。もっとやりとり量減らしてもいいから、最初は丁寧に説明した方がわかりやすくなりそうだな~と思った。ネタの雰囲気的には、2019,2020の決勝ネタの感じに近いけど最初の情報量が多すぎてそこで置いてかれた人多いと思う。
おちもり
キレるとこでのワクワク感があった分、金髪のツッコミのおじさんの方がやり込められず「ツッコミですよ~」で負けずにそのまま終わったことにがっかり感があった。こういうコンビ間の片方が優位に立ったままのネタ見ると、「あ、金髪の方がネタ書いてるんだろうな」とか自分は思っちゃう。(違うかもしれないけど)
炊飯器料理に対するデリカシーがない発言に対して一回論破を挟んだ後、メガネの方が銭湯のくだりを入って金髪側が「俺が悪かったとはいえ言いすぎやろ!」でツッコミに戻る展開に持って行ったらスッと聞けた気がする。
オッパショ石
結局お仕置きのところのコントイン以降ボケとツッコミが固定するのならば、最初のダブルボケみたいな両方変なことを言うのはノイズだなと思った。なんというか、現在進行形で色々新しいスタイルを模索している感じを受けた。
鬼としみちゃむ
割と昔からやっている「480円の事故物件」のネタ、やっぱり面白い。合間のしみちゃむのいじり面白いからこのブリッジは引き続きやり続けてほしい。
か行
相変わらず演技が上手くて、さばさばしたツッコミが見ていて気持ちよかった。担任の先生として離れた位置でいて逐一呼び出しという形式だからターン制みたいなかんじになっていて、そこが勿体なかった気はする。
華山
おねえ言葉の男がひたすら身体に悪いけど美味しいものについて力説してヘルシーなものに文句言っているだけのネタなんだけど、パワーがありわかりみもありですごく盛り上がっていた。左の人もヘルシー側で押してくるとか、応酬みたいな要素も後半あったらもっと嬉しかった。これからもギトギトのネタをやってほしい。
カシスオレンジ
沖縄訛りで独特のゆるいリズム感があって聞き心地が良かった。同級生にはぶられているという内容のネタとは思えん位ゆったり聞けた。
家族チャーハン
芸人をネタにした内輪のネタで、こういうネタならもうちょい前半に撒いたツッコミフレーズとか気持ちよく繋がってほしいなと思った。そんな有名なポケモンでもないし、ピンプクをオチに持ってくるのはわかんない人が多そうだからやめた方がいいんじゃないかなと思った。
からし蓮根
毎年安定して面白いんだけど、2019年のネタと比較して、その時の感じの系譜でずっとネタ数増えている感じがある。2019年のネタが彼らにとってのトップレコードで超えるべき壁なんだろうな……。
観音日和
かなり高水準に仏教・お坊さんネタを入れてきていて聞いていて楽しい。四十九日の計算早いとか、そのポーズは阿弥陀如来だろ、とかフレーズやツッコミも面白い。
こういうお笑い芸人以外の職業をしっかり持っている人の作るネタ、好きだな~。
8デシベルのくだりがあんまり刺さってなくて、天丼でもハマらずにそのまま最後まで流れちゃった感じがする。色んなボケに対するツッコミを普通に入れるタイプか、もう少し高野を泳がせるタイプのネタとか見たかったかも。
キュウ
結構ずっと清水がパワーで引っ張って、ぴろが振り回され続けるっていうキュウの中ではあまりないパターンのネタだと思った。最後のオチのくだらなさとか好きだけど、もっと頭こんがらがるくらいややこしいところが欲しいなと思った。
牛ペペ
めちゃくちゃ面白かった!
略した言葉の『折った回数』を言うという話と広げて変な言葉に展開してから折りたたむシステマチックなアイディアのワクワク感が凄かった。爆乳→爆発乳房はくだらなすぎて死ぬほど爆笑してしまった。ほぼ文句なしだけど、グランピング位までは『実際にある言葉で』展開しておくと後半の無茶苦茶感がより緩急がついて増した気はした。準々決勝敗退トップクラスに笑った。
兄弟
ずっとゆるっと進んでいく感じで、そのまま終わった感じ。前フリ少し長いなと思ったのと、もっとおしゃれジャパンとかの恐ろしいところとか良いところをポンポン上げて国のイメージを膨らませてほしかったなと思った。
共犯者
去年のM-1の時はこんな言い合いスタイルではなかった感じするけど、見た目を活かした喧嘩スタイルみたいな感じで見ていて面白かった。右の人が顔大きいのもあるけど、左のサングラスかけてる人もめっちゃ顔小さいよね(ネタと関係ない感想)。
ぎょうぶ
ここもすごい面白かった。
ルールを順守して二段階右折して受験票届けられなかったとこすごい面白いし、「まあ実際どうやろうな……」とスッキリ言い返せない感じも原理上間違ったことは言ってなくて感情でも言い返し切れない絶妙なラインの題材だったと思う。結構細かい交通の話しているから、子供とかに伝わりづらいとかはネックとしてあるのかも。ぎょうぶ好きだから来年も期待……。
金魚番長
去年の敗者復活の感じに近いネタ。一部カットされているからわからんとこもある。ボケ数が少ないので一個一個の破壊力が大事なネタな感じだけど、バカバカしさとかインパクトが足りなくてもっちゃりしていると思った。
空前メテオ
面白いっすね!
茶屋の論展開がytv取って以降すごく上手くなったなって思っていて、一つはキヨスクの境界線という『あるあるライン』を抑えた題材選び、最初に疑問を持たせ、あるあるの補足で納得させている。『キヨスクが身体から少し出てる』『キヨスクは朝デカい』といった発言の肉付けが後からズッシリつくから納得感がこの持論系のスタイルで漫才するコンビの中でひときわ抜けていると思う。大門の同調せずわからないで通す感じも納得感があり、ネタとしてすごく良いバランスだと思った。ここまでくると、もう準決勝突破は近いと思う。
くらげ
前半の視点がおかしいというパターンが出揃ったところでの「俺が聞いたら笑うだろうな」のところで一気に面白さが来た感じ。こういう掛け合いでシステム作っていくタイプのくらげのネタ好き。
グラム
ジムを宗教と喩えるにしては、核心をつくくらいのことは言ってないような気がして、なんというかツッコミの小太りの人がディベート相手として弱いから勝ててるだけじゃない?みたいな感じのネタだった。
グリーンランプ
面白かった!三文字、四文字の動物の名前を言えないっていうだけのくだらない話の雰囲気を作るのが上手いなと思った。
ケビンス
滅茶苦茶4分に詰め込んでて満足感凄いなと思った。半面、ちょっと「あれ?今のボケはなんて言ったっけ?」みたいなとこがあると容赦なく置いて行かれるくらいスピーディーだなと思った。コンボイがちゃんとしたサラリーマンみたいなスーツ着てたけど、白ジャケット赤シャツスタイルが恋しくなる。
コーツ
やわーっとしたビンタと語尾が上がる独特の強いとも違うツッコミ調が個性あるコンビだと思った。結構要所要所のワードが良くて、町の名物のセーラー服おじさんの背後にある人間の本質的な性質にコメディライクながらも触れている題材が好みだった。
ボケの方がどんどん色んな方面のボケを言いまくっていて、ツッコミが拾ってまとめきれていなくてちょっと話が見づらく感じた。底辺×高さ÷2で擦り続けるのであれば、何かそれ関連のエピソードみたいなのもあったら見やすかったかも。
コメジマン
結構題材自体はネットで転がっている男女論みたいな感じで、面白いのは面白いけどもっとなんか+αほしいなと思った。『男梅』を女が梅であることを前提にした言葉と言っているのは面白かった。
さ行
ザ・布団
天国ポイントのシステムとかカラオケのあるあるとかは面白いなと思った。もっと天国ポイントの「あれで?」みたいな例何個か出して、人助けのコスパの悪さを際立たせてほしいなと思った。全体的に面白くなりしろがありそうだと思った。
さすらいラビー
最初の政見放送止めるのが早かった割に、政見放送の途中でバナナジュースのくだりが始まってからは手とか使って止めるの最後までしないのが凄い不自然に感じた。あんだけうるさいツッコミやったらバナナジュースはバナナシェイクだ、のとこで一回止めるんじゃないの?と。最後の「バナナ聞きたくなってる~!」とノレるほどの語感や音的に気持ちいい演説でもなかったし、途中に入っている当てこすりの陰謀論めいた要素や下ネタ的な要素がちょっと狙っているな~というのが先に来てしまった。
サンタモニカ
モーションボケ+ツッコミもふざける感じだけど、「おもしれー女」「おもしれー男」の定型があんまハマんなくて面白くなかった。全体的にツッコミ側のスタンスが中途半端なので、一緒にめっちゃふざけるかまとも側でズバズバ突っ込むのかどっちかにしてほしいなと思った。
三遊間
誇張される似顔絵の話から顔のコンプレックスに関する懸念が飛び交い、両者どっちもワードがズバズバ決まっていて盛り上がっていて面白かった。かなりしゃべくり漫才の理想形みたいな形に仕上がっているネタだけど、別にブサイクな人が喋っているわけじゃないから顔ネタとしての没入感がこの手のネタの第一線と比べると落ち着いてるとみなされるところがあったんだろうか。
三遊間年々面白くなっているし、そろそろ準決勝行きそうですね。
ジグロポッカ
仕組みが分かってからの後半の盛り上がりとお前のゴリラなんか〇〇じゃねえか!のくだりが面白かっただけに、前半のスロースタートさとテンションのグラデーションの薄さが勿体なく感じた。最初は丁寧に突っ込んで後半からどんどんヒートアップしていく感じでやるだけで中身変わんなくてもかなり全体面白くなる気がする。
シシガシラ
要所要所のツッコミのところは面白いけど、禿げないように漫才チェックするところとか濱中の特技披露のところとかがフリなので結構間延びしちゃっている感があったのは残念。
やっぱりバチバチのハゲネタが見たいすね!
CITY
すごーいコントインメタのネタだった。二人ともガッと熱くなるタイプじゃないから後半の動きでの店員役の押し付け合いは面白かったけど、もう少し話の方でも熱持って押し付け合って欲しかった感がある。
そうしないと、「2人ともそもそもコントから一旦抜ければよいのでは?」とみている側として冷静になっちゃう部分があり……。
シャウト‼
声の大きさが花火を超える、という仕組みがあんまりハマっていなかった感じがした。なんか両者の声量の差とかタイミングがもっと面白くなる最適解を捉えられていなくて近似解という感じだった。とはいえ両者忙しいだろうから、そんなに合わせる時間はなかったんだろうなと思う。
釈迦虎
面白かった。
陰謀論者とやばい宗教信者の言い争いで、特にルガルニエの信者の方の自分を正しいと信じている感じと陰謀論者に対する「はいはいもういいよ」的な荒いツッコミが凄く上手いなと感じた(陰謀論者自体は本当に嫌いだろうからかな?)。
オリジナルの単語がめっちゃ入ってきてそこでフィクションだと分からせている感じあるけど、実在人物の陰謀論的な要素が一個あったらすげー嬉しかった(カットされそうだけど)。
十九人
なんか台本が見える感じがしたな~と思った。地球は平面/球体みたいな真理に辿り着くまでのプロセスが早すぎるなって感じがする。
多分ツッコミの松永くんの方がネタ書いていてそこで考えたことをしゃべっているんだろうな~って感じがしちゃうので、あんまりボケの魅力を出せていないネタの気がした。
湘南ブースト
NSC生らしい。魚という生き物に対する家族としての命の価値とペットとしての収益性からのビジネス的な価値のギャップを皮肉ったツッコミや展開が面白かった。
ジョックロック
前年度から、ボケとツッコミの見せ方が色々増えた感じする。過渡期って感じなので、必殺のツッコミと新しく増えたあっさりとしたツッコミとか脈絡があまりないボケの差し込みがもっと来年度以降仕上がってきそう。面白かったです。
セーフ、アウト、ピンチの言葉遊びと色々な角度から野球ネタだったり連想ネタだったりを練り込んでいてシンクロニシティらしい面白いネタだと思った。派手なわけではないけど、かなりハイレベルなネタだと思う。
彗星チークダンス
面白かった!
前年度までやっていた男女入れ替えスタイルは個人的に良くある手法だったからあんまりだったんだけど、今年のネタはキモさと観察眼を膨らませて、お客さんにちろるの家で暴れまわる木佐を想像させる構成が秀逸だと思った。
結構引かれそうなラインの行動に対して、ちろるが終始上の立場でしっかり強い言葉でつっこんでいるからこそ、バランスが良かったと思います。
素敵じゃないか
最初の炙りカルビ噛む下りが「お!ミスか!?」って言うので思って笑ったけど、仕組みだとわかったところで何だシステムか……と謎にがっかりしてしまった。
もう片方も生カルビのところか少し甘噛みしちゃっててそこで「両方おかしくなっていくパターンか!?」と思ったらそんなこともなかった。
発想はうるとらブギーズの今年のKOCのネタとかに似てるとこあるけど、こういうのって偶発的に起こった甘噛みが結局一番面白いから、システムのメインに据えるとな~と思った。
ストレッチーズ
数値遊びのネタで、プロセスで見せるネタだな~と思った。高くなったり安くなったりしているセット料金の結果よりも、工夫した計算のところの方が面白いなと思ったので、そこの回転上げて計算のプロセスで面白いところたくさん見たいなと思った。
キャラクターパワーで押しているように見えて、結構色々なタイプのボケツッコミとかが散りばめられていて、割と広く訴求するタイプのネタだと思った。ここだ!っていうタイプの面白ポイントにある程度絞られているネタの方が個人としては好み。
ひたすら音の気持ちよさに振っている語感のネタで、面白かった。『まとめるとどうなるんだよ!』で無理やり入れた最後の振り返りパートは少しあざといけどやっぱり欲しかったからうれしい。
解説は後の方だと減らし気味でもいいから、累積でリズムが膨らんでいく展開も見たかった。
1000
蓮見がボケに回っても面白いですね。終始振り回されている感じが見てて愉快だった。せっかく題材がビンタ大会なんだから、もっと後半大きい動きも色々見たかった。
センリーズのツッコミの感じやっぱり面白いっすね。
結構ガーって喚いているような感じなのにそれが面白いというか。全体ボケツッコミの強さが均一くらいの面白さ那感じしたので、特に強いところが一か所あればめっちゃ見やすくなりそうだなと思った。
た行
太鵬
葬式というシンプルな設定で、コントインするシンプルな漫才だけど、ツッコミのワードで全体として???ってなって、ボケの人も???ってなってる対応をしていて、お客さんも含め全体がしっくりこない時間があった感じする。台本が先に来ているようなツッコミワードの捌き方が気になった。今一つ芯食ってない喩えツッコミの扱い方で今後見え方が大きく変わってきそう。
タイムキーパー
前半のちらし寿司にぶちぎれたりひたすら寿司ネタ羅列したりしているところはデブ丸出しって感じでかなり面白かった。
「カメレオンはカメなんか?」とか「リトマス紙も寿司なんや~」のところは漢字で見たら違うとわかるやろ、っていう感じで有効な反論にはなっていない感じがするので、なんかもう少し良い喩えが欲しかった(きくらげはクラゲなん!?とか、ニュアンスとして間違えそうだけど明確に違うライン)
何というか、完全に完成している感じがする。ツッコミの強いワード一辺倒じゃなくなって秋定のボケとの掛け合いでいなしながら流れるように笑いを取ってて技術的なところの凄みを感じた。とはいえ以前のウリだった声の高い強いワードのツッコミも聞きたいから、ちょっとそこも盛り上がりどころで混ぜてくれんかな……。
ただならぬ刀
色々見た目を起点としたツッコミとかボケで色々な角度からフレーズを投げている感じがして意欲的なネタだなと思った。
ウケているところはお客さんが連想できるラインで、あんまハマってないところは少し連想ゲームが飛躍しすぎたラインって感じだからそこのバランス調整だと思う。
タチマチ
「せやな」で面白くなるようにボール転がしている感じが見ていて気持ちいい。タチマチ関西やと有力な若手芸人とは言え全国的には無名のため、コンビの中で『じゃない方』が決まっていることを前提としたネタはM-1でやるには少し不利かもしれない。
ダブルヒガシ
おっさんの地位を上げたい、っていう切り口が話聞こうってなるし面白かった。汁気を少なくする、音がおっさん過ぎるあたりのニュアンス論も妥当なラインでよかったと思う。
全然準決勝上がってもおかしくないくらい面白いな~と思ったけど大阪色が強かったり二人の掛け合いがちょい少ないとか30組の準決勝者と比べられた感じなんかな~?と思った。
ダンゴ虫たち
間のクイズ出題者が非常に割を食う感じで、仕組みとして面白いネタだと思った。陰謀論的な話から派生するものも見たくなるけど、4分だとそれは厳しそう。
今年バタバタしててあんまネタ仕上げられてなさそうだったけど、普通に面白かった(見たことはなかったけどありネタなんかな?)。来年に再び期待!
チェリー大作戦
チェリー大作戦、昔から好きで毎年色々搾ってスタイルを模索している感じがする。
今年は透かしたツッコミでしっかり笑いを取っていてよかったけど、以前にあった宗安さんの動きで鎌田(ねんど)を誘導する展開もうちょい要所要所で入れてほしかったと思った。面白いのは間違いないので、もうそろそろ準決勝上がってほしい~。
チューリップフィクサー
よぴぴのキャラクターがめちゃくちゃ立つように設定組んでいる感じで面白かった。見るからに変なキャラクターの人に頑張って上手く対応すると、こういう相乗効果が生まれるんだというコラボの良さが出ていたと思う。シゲカズです。、よぴぴをうまいこと泳がしている感じがあって器用すよね。
ちょんまげラーメン
元インディアンス。掴みで『元インディアンスで〜す』とか言ってスカすなら、そもそも改名せんでよかったんちゃうんと思った。
ネタは去年に引き続きメタ的なネタで、きむのツッコミの倒置法のところをバカにし続ける感じだけど最初でハマらなかったからか、ずっとウケてなかった感じ。
天才ピアニスト
このネタ自体は結構前からあると思うけど、色々変わってて見違えるように面白くなっていたと思う。ますみが膨らむところは動きとしての面白さは、準々決勝敗退枠の中でも随一だったと思う。
3人のうち、耳をふさいでの会話とやりとりで展開させるやつが意外と見たことない感じで面白かった。
最初の「ガクト?ガクトガクト?」みたいなツッコミ個人的にめちゃくちゃ面白かったので、泳がすターンもうちょい長くても全然良かった。
たけるの声がちょっと掠れている?緩いツッコミも増えて全体のボケ数を確保している感じがあるけど、やっぱりホテイソンは溜めに溜めた長尺ツッコミがみたいなあ……と思ったり。M-1決勝行った時のスタイルとの上手い融合はないだろうか。
ド桜
おっぱい大きすぎる霊のところで、展開させていくところでブラジャーの色で透ける透けないのところとかの具体の話は面白かったけど、お前もうブラジャー着けろ!とかの途中のところで、一足飛びにそこには行かんやろという『リアリティ飛躍(怒ってるとはいえ一気にそこまでは行かん展開の飛び)』と思っちゃうところがあったりしたので、合間の繋ぎがもう少しなんかあったら嬉しかった。
ドンココ
カットされている部分は気になるけど、ハーフあるある×兄弟ネタで一つ一つのエピソードが面白かった。こういうハーフ芸人的なエピソードってやっぱり面白いね。
な行
例年通り愉快で楽しいネタだと思いつつ、やっぱり賞レース的な見方をしてしまうとこがあり、後半に大きい盛り上がりどころだったり両者声を張り上げるような展開がないのかとか期待しすぎてしまった。
ナユタ
去年までは結構尖ってますよ~みたいな内容をまぶしたネタだったけど、今年はオーソドックスな言い間違いボケでネタの題材というかテーマみたいなものが特になくて、ナイツの昔の言い間違い漫才みたいな感じで目新しいところがなかった。(マイキーなくしたマイキーみたいな言葉はネットでアホほど擦られていたからセンス系のナユタはやらん方がええと思った)。
軟水
「あっちでウマなる」というアイディアからのおじさんの味の展開がかなり良い切り口で面白かった。
ずっと不謹慎と見なされかねないようなラインの喩えやボケが頻発しているけど、これだけ面白かったらいいと思う。
皆川が揚げ足とってずっと喋ってウザいと思わせたのをフリにしてコントインして羽尻の巻き返しで笑いを取るって感じだけど、羽尻が予定調和の反撃をしているだけで皆川が『懲らしめられていない』から、カタルシスがない。
なんというか、本質的なところで皆川は損をしておらず負けていない優位なままなので、結局ネタを書いているのはどうせ皆川なんだろうな~っていうのが見え透いてしまっていた。
は行
爆走マシン
爆裂に突っ込むところが面白かったし、M-1決勝のくだりは「確かに……」となってしまった。この人にしかできないボケ、この人にしか突っ込めないフレーズって感じで好きだった。
ハスキーポーズ
王道のトリオの漫才って感じで、コントの形で心地よく見れた。ツッコミの人の言葉の置き方とワタナベ役の哀愁がいいですね。
パンプキンポテトフライ
ハメ撮りの時を彷彿とさせるようなしっかり下ネタだった。面白い箇所はめっちゃ下ネタのところで、それ以外のところのボケとかは再結成したてだからか以前よりおとなしかったかなという印象。来年期待すね。
すごいたどたどしい感じがするけど、面白くなりしろがある感じがした。「でもまあまあまあ」で皿河緑ちゃん泳がすところとか面白いし、ボケの人のテンションとかツッコミの人のリアクションが最適化されてくればそれだけで見え方ガラッと変わりそう。
くだらないミュージカル調のネタで面白かった。途中曲調変わるみたいなとことかもあったらより楽しくなりそう。
ピ夜
昨年度からそうだったけどちょっと面白すぎる!イチャコキの甘い会話とポツポツ出るフレーズでこんだけ面白いのはすごいし、この2人の様子を『面白いもの』として漫才として提供する姿勢にすごく尖ったものを個人的には感じる。オリジナリティというか、このアプローチで笑いを取れるという独自性では間違いなく大会ナンバーワンと言えるのではないだろうか。
後半のレースの畳みかけはやっぱり笑っちゃうし面白い。案内役のツッキーの役の声がガスガスすぎて地声に戻っちゃうところとか気になるからスポットのボケで置いといた方がええんちゃうかとか、そういうこと思った。
ブラゴーリ
結構題材といい、ボケツッコミのやりとりといい、古典的な印象を受けた。昔やっていた動物を戦わせるネタとか、漫才コントじゃない形の方が良さ出そうな気がした。
フランスピアノ
何かとんでもないことが起こりそうでずっと日常的なボケツッコミに終始したから、勿体ないなと感じた。霊じゃないにしても、なんか起こるようなワクワク感があったからなんかあってほしかった。
紅しょうが
後半の多分大オチみたいなところがカットされていて残念だった。稲田の被害者的なしぐさで笑いを取る感じのネタだから、もっと自律神経が狂ってそうなリアクション色々欲しいかなと思った。
ま行
マーティー
マーティーの仕組みを知っていることを前提としたタイプのネタであることは置いておくとしても、マンションが増えて猫が減ってるとかの持論はやっぱり無理筋すぎるから、もっとあるラインの題材だった方が聞きやすいなと思った。後カットされてないのにネタ時間3分切ることあるんや、と思った。
二人のキャラクターは立っているけど、どちらも無知でコントを繰り広げる仕組み自体は割とよくやられているやつなので、仕組みの方にもこのコンビならではの独自性みたいなエッセンスが入ってればよりよいかと思った。
マーメイド
面白いとする人と引く人が男性だと7:3,、女性だと3:7くらいで分かれるような相当きつい下ネタだな~と思った。
お笑いファンが俺は好き、って言いやすいタイプのポップさはあると思うんだけど、題材でここまで行っているんだったらもう放送できないくらいに中身も行き切ってくれた方がいいなと。中身が賞レース用として手加減されているような印象を受けた。
カットされているところはわからないけど、まいど!大阪Wi-Fiです、のノリがハマるかどうかが全てかなと思った。こういう一本押しのネタはそこのフレーズハマるかだけど、個人的にはあんまりだった(お笑いで出てくるコテコテ大阪キャラみたいな口調の面白さが分からないのもあり……)。
マリーマリー
カットされた部分があり詳細は分かんないけど、後半のパワーある掛け合いみたいなのは面白いと思った。
無尽蔵
結構知的なネタを毎回してる印象。良い角度のボケツッコミが入るから好きなコンビでじゃんけんの話も面白かった。題材が少し広げづらいところもあっただろうから、新紙幣会議とか初めて月に行った人とかそっち路線のネタの方が魅力は伝わりやすいかなとは思った。
ムネタ
志欄間にちょび髭でより宗田がうさん臭くなっていた。
キモい教祖感を出しているがなんかこの手の凄い教祖にあるような求心力が足りないというか、結構常人の許容できる範疇で話を展開しているなという感じがした。後10年くらいキャラクターに乗って個性を伸ばし続けて本当に教祖っぽくなったらとんでもなく面白くなりそう。
もも
結局顔ツッコミが一番面白い。まもるが基本ボケ側に振った感じにしたんだと気づきがあった。顔じゃないところのボケツッコミの役割が『幅出しリズム取り』という感じがしたのと、要所要所でまもるもツッコミに回るので役割が固まりきってなくて少しネタが見にくいなと思った。
百恵
あまりにもキャラにあった設定で良かった。冷静に見ると全然ボケていないのに、居酒屋あるある的な要素と皮肉めいたツッコミで笑い取っているのすごいな~と思う。もっとツッコミ側も無自覚の暑苦しさに振り回されてほしいなとと思った。
や行
やさしい王様
うーん、こういう持論系のネタで議論前提でボロが出たら聞いてられんなと思ってしまった。
タイムスリップの証拠で『二階から目薬』が新しすぎるからって言ってるけど、これググって調べたらすぐ江戸時代後期に由来があって具体的な文献名まで出てくるのでその時点でだいぶきつい。
情報がない中で『二階から目薬』が新しい言葉なのか類推するにしても、江戸時代にも薬売りがいたし奈良時代の木造建築である法隆寺ですらある程度階数あるし……とかいくらでも言い返しようがあると思う。けれど、この手の持論フォーマットのツッコミ役にありがちな「必要以上に愚鈍」に設定されていて上手く言い返せていないから観てて「いやこんだけ主張に粗があるんだからしっかりしてそうなお前は突っ込まないと……」となった。簡単に言い返せるロジックにはちゃんとつっこんどけよって思うんですよね。
多分最後の「タイムスリップ→ドラえもん→ロート製薬」で落としたかったからタイムスリップの証拠というストーリーにしたんだと思うけど、その前提だとボロ出過ぎて見ててしんどいので、『二階から目薬って実は江戸時代のことわざで~~が由来なんですよ。そんなわけなくないですか?新しすぎません?』みたいなことわざをテーマの中心に据えて先に正しい答えを提示した上で感性に訴えかける論展開の方が無理がないと思う。
ゆにばーす
年々下ネタという域をはみ出して、さらにじわじわ生々しい男女ネタになってきているな~という印象。
今年は誰の「そういう話」聞かされてんねんが勝つ感じの内容だったけど、この手の領域をあんまり賞レースで踏みしめるコンビいないから、あるタイミングでめちゃくちゃ面白くなるかも。
4000
構成や設定が見やすいし、観た感じのキャラと軽快なラップを活かした面白いネタだと思った。
彼らくらい有名なら問題ないとは思うんだけど、四千頭身全員のキャラクターを知っていること前提のネタで、わからない人は面白さが伝わりにくいと思った。
普段は石橋は喋らない、都築が話を振るとかの役割入れ替え、第七世代とかの自虐、途中の設定降りみたいな四千頭身が好きそうなメタ構造が詰まった感じのネタだなと思った。
ら行
ライムギ
『ネタの内容を一部編集しています』で全カットされていた……。ライムギは面白いと思うので、来年期待です!(浅コメント)
ラパルフェ
ここまでやると面白いよな~っていう感じ。昨年で上がりきったハードルとM-1からの無茶ぶりに何とか答えている感じがして、彼らは生粋のエンターテイナーだと思った。
準々決勝優勝!みたいなノリはあまり好きではないんだけど、単純にここまで来て大会構造とかをおちょくるネタをやるってのは観る側からしたら面白くてよいと思う。
ラメ入り
2人の佇まいといい、ネット民が凄い好きそうなネタだと思った。
ツッコミの少し哀愁漂う佇まいの女性が必死に叫んでいるから面白いところはあると思うので、こういうキャンキャン嚙みつく系のネタでもう少し踏み込んだ切り口のものも混じってたらクソ笑っちゃうと思う(カットされてた中にそういうのもあって面白かった)。
隣人
滅茶苦茶ポップに金玉ボケずっとやっているのでくだらなくて面白かった。もうちょい回転早くして色んな特技も見たかった。
6000
面白いですね~。ギャガ―という題材を起点にしたボケの着眼点が面白いし前半の微妙なクオリティのギャグ、普通あるところにギャグがないと来て後半ギャグを起点に経費で落とそうとしているくだりと段々着眼点が素晴らしいボケに持って行って尻上がりに面白くなっていった印象。ダウ90000のユニット漫才なら一番好き。
ロボドカーン
アキトおらんでケイダッシュの二人で出てるけど、ツッコミの仕組み系で見せる割とちゃんとしたネタだと思った。
面白いけど、そこまで目新しさはなく意外とちゃんとしたシステムのネタでまとまって普通に終わった感じ。お客さんのハードルも少し高かったのではないか。